日曜はセントエルモスファイヤー！！！

　今度の日曜日、明後日ですね、お店の平常営業はお休みします。
この日、珈琲文明では立教大学軽音楽部（非公式）同窓会パーティーをやります。
　我がコブラツイスト＆シャウトのメンバーの世代、つまり８０年後半～９０年前半の間に卒業した人を中心としたもので、参加者全員と深いつながりがあり、
そりゃもう楽しいに決まってんじゃん、な日になります。

　さて、そうそう、みなさん、テレビ「誰も知らない泣ける歌」での樋口さんの「手紙」、
見てくれましたでしょうか？
前も書いたけど、俺の中では別の楽しみな見方があり、まずギターのチューちゃん、
すんごい久しぶりにみた。特に髪型がカッコイイ感じになっててなんか拍子抜けした（笑）
俺ら軽音仲間連中の中では永遠のアフロ、ボンバへ、いるだけでおかしいやつ、だったのに、なんかいわゆるプロミュージシャン然としてた（事実プロなんだけど）。
でもまぁあの曲（「手紙」）のバックを支えるにはあの真面目な感じは必須だったし、
だんだん白井良明さん（ムーンライダースのギタリスト）っぽくなってきた気もする。
あ、白井良明さんも我が軽音のＯＢだったな。

　さて、それと番組を手がけたとされる松岡って奴がこれまた明後日の同窓会の司会もやってもらうやつなんだが、最後の字幕で名前に注目するも、ちょうど次週が近藤房之助さんっていう紹介のときで、俺がそれこそ日本で２番目に尊敬するブルースマンを見ながらテロップも見るのは辛かったけど、な、な、ナント！松岡は「チーフプロデューサー」だった！！一番最後にでっかく出てきた。ビッグになったんだなぁと、
あの番組そのものがプチ同窓会状態だったんだなぁとしみじみ。
　かつて松岡はジャズのほうのギタリストでありながら、
ブルースも好きなやつだったんで、
俺もよくヴォーカルで借り出され歌ったし、すごい楽しかった。
　そして何かとイベントがあるときはよく司会をしてくれて、重宝される存在だった。
そうそう、卒業アルバムの写真撮影をするっていう時に、
もちろん軽音学部はサークルどころか正式なクラブだったんで、写真もそりゃ撮るだろうよってことなんだけど、
松岡がこの卒業写真にするためだけに瞬間的に結成した「ドリフターズ研究会」っていうので俺やチューちゃんもわけわからんまま、こっちにも松岡と写っている。
もちろんそんなサークルは存在しないし、実体もない、ドリフである意味すらない（笑）。

　なんかそんなこんなな奴ばっかりが明後日、珈琲文明に集結する。
みんなもういいパパだったりママだったりするんだが、
この日だけはあの頃へタイムスリップすべく、
俺も場所は提供するけど、マスター業務は放棄するつもりでいる。
コーヒーは、まぁ淹れるけど、ペーパードリップで大量生産して、
ポット提供決定。ミルクも屈辱的だけどポーションミルクで勘弁してもらう。
そうであってもまだコーヒーの美味さは圧倒的だとは思うんでね（自慢？そう自慢）。

　我がコブシャウはこの日のために（ってわけでは全然ないけど）、
８０’ｓカバー曲の練習をして仕込んでいる。
意識して絶妙な選曲を心がけている。
あの、クリスタルでバブリーでインチキくさい横文字文化を思い出してしまうような、
そんな歌（どんな歌よ！？）ばかりで構成してみた。
カーズとか、コブメン誰も別に好きじゃないようなものね（笑）。
どうであれ、参加者には一様にキュンと、いや、ニヤッとしてくれることは確かだろう。
コブシャウは実は今年初ライブだ。っていっても一般非公開ライブだしカバーだけどね。

　明後日の同窓会にしても、野球のＷＢＣにしても、かなり前から楽しみで待ちわびて、
こういう楽しみなことは待ち遠しいのも確かだけど、
確実に「その時」は訪れるっていうのも、よく思うことだけど、うれしいもんだなぁ。

写真は明後日に向け、店内は桜の花見状態になった図。
先日の紅蓮君のマジ系ほんまもんの後にこのインチキくささがまた８０’ｓだろってことで（笑）