本日、泉麻人さんが再び来店。
「先日は、SALUSでお世話になりました」
「いえいえこちらこそ」という後で、
今度は「読売ウィークリー」(超全国区じゃん!)の中の、
「喫茶店ブルース」という連載記事で
取り上げたいとのことで、再び取材に来た。
またもノーアポ(笑)ではあったけど、
カメラマンも編集スタッフも誰もなく、
泉さん単独で来ていただいたことがなんだか嬉しかった。
カウンターに座る泉さんとはもう既に知り合いであるかのような勘違いも生まれよう。
今日ひとつ気がついたというか、俺の中での反省点というか、
ここんとこよく思っていることなんだけど、
例えば取材での質問が過去のそれと重複することは当然よくあることで、
それへの回答をはしょってるつもりはないんだけど、
前回とは違う言い回しで(内容は同じなんだが)答えてみようなどと妙な欲求が出てきて、
自滅してる(笑)。
取材じゃなくても、普通にお客さんによく訊かれることなんかも、
そのお客さんにしてみれば初めてなわけだから、
的を得た言いなれた同じフレーズをしっかりと気持ちを込めて(ここ大事)言うのがベスト(相手に最も届くという意味で)だってわかってる。
自分自身に新鮮味を、なんてただの自己満足。
塾時代の入会面談や新人講師たちを集めての研修のときとかもそうだったなぁ。
実はこのことは例えばライブでの演奏楽曲の選曲とかにも最近思うところがある。
毎月の弾き語りなんかにしても、基本的に毎月毎回楽曲を変えているんだが、
歌詞やコード譜を見ながら、まだこなれていない状態でやってみたり、
でもまぁ「これやりたい!」という初期衝動をなるべくホットな状態のまま
披露するこういうのは今後ももちろんありなんだけど、
もっとこう、何回も繰り返し歌い続けていく曲もあっていいかな、っていうのもある。
演歌のように歌いこむことで見えてくるみたいなやつ。
現在、弾き語りでは「わるくない」っていう曲を必ず最後にやってるというスタンスはこれに近いんだが、他にももうちょっと繰り返し歌う曲があってもいいんじゃなかろうかと。
歌詞とかコードとか、なんも気にしないで楽勝で出来る世界観つうのかな、
そういうのを追求していきたくなった。
でもまぁこういうのっていうのはまたリバウンドもあるもので、
そういうふり幅の中で、世のミュージシャンたちももがいてるんだろうなぁ。
なんか話がそれたが、少なくとも質問への回答は毎回しっかりと的確に、
何度でも性懲りもなくタイムアフタータイムで(まだシンディーかい)、
気持ちを込めていきまひょ、ってことで。