ロバート・ハリスさんのブログhttp://minkara.carview.co.jp/userid/333483/blog/
9月1日のところで、
「なんだか知らないんだけど本が欲しくてしょうがなくなって、六本木のABCに駆け込んじゃいました。するとさすがはABC、もう今月号の月刊プレイボーイの特集、「人生が変わる旅の本100」を活用してそこに挙げられている本を集めたセクションが設けられています。ぼくはまずそのコーナーから野町和嘉さんの写真集「地球巡礼」、五木寛之さんの「青年は荒野をめざす」、そして自分の「エグザイルス」(これは人にプレゼントするため)をピックアップし、それプラスドリス・レッシングの「LOVE,AGAIN」、スティーブン・キングの「LISEY'S STORY」、そしてJ.D.サリンじゃーの娘によるサリンじゃーの伝記と、洋書を含む6冊もの本を買ってしまいました。
とあった。ほう、自分の作品を本屋で買うこともあるんだ、と思ってた次の日、
ハリスさんがこの文庫本「エグザイルス」を俺にくれた。
サインつき。狂喜乱舞。そして、読破。
写真はそのサインと「外で、青空の下で読みますね」とハリスさんに宣言したんで、
青空読書のその現場。
地球規模のスケールと自由、ディープさ、読後はもう言葉が出てこなかった。
本当にいいものを読んだ。
こんな壮大な経験をしたハリス氏がこのことを自身の内にだけ秘めて、
現在サラリーマン、いや社長とかになってなくて本当によかった。
こんなすごいものを世に知らしめないほうが罪悪だ。
世に出してくれたハリスさんは社会貢献をした。
まぁ本人、そんなこと関係なく、書かざるをえなかった、
勝手に咲いてる「たんぽぽ」みたいな人だなぁと思った。
俺はこれから超久しぶりに旅に出る。北海道。
久しぶりも何も、例えば苫小牧なんて、小2~6年まで住み、
その後兵庫に転校するにあたって去って以降一度も行ってない。
完璧な浦島太郎。ああワクワクする。
旅の前に「エグザイルス」を読めたタイミングに感謝。
何やら偶然にいろんな俺の身の回りの人も北海道に行ってたり、
なんだか今、北が熱い!?いや暑い、もう寒い?!
適当な準備のまま寝台北斗星に揺られ、いってきます。