つわもの達の夜Vol.2(旗揚げだ、初回だ、第一回だ、とややこしいんで、これで統一してみた)スーマーさん、終了しました!
スーマーさんのスケジュールを見ると、
実に三日に一回はどっかで演奏してることになる。すごい。
「弾き語リスト(!?)」ってのはこういう人を言うんだなぁ、と思った。
身ひとつとギター(とバンジョー)で、完全に成り立ってる。
ラグタイムとかカントリーブルースやる人とか、
あるいはロバートジョンソンとかもそうだけど、
なにしろギターが上手い。
一人でベース音からリフから単音弾きから一度にやってのける。
こういうギターを弾く人に一番憧れる。
どこに行こうが、外国に行こうが、何しようが自立してやっていける、みたいなところ。
チャックベリーでもBBキングでもそうだけど、基本一人で、
旅(ツアーとは言わないどく)の中で、メンバーは現地調達!みたいな、
その日のその音はまさに一期一会っていう、これがライブでしょ、やっぱ。
スーマーさんのスタイルはそれこそ随分と昔は結構あったと思う。
それこそ戦前ブルースとかもそうだけど、
日本では高田渡氏なんかもいたわけで、
今を嘆くつもりはないけど、やっぱ現在は少なすぎるよなぁ、
もうちょっと出てきてほしいなぁ、こういう完全自給自足型アーティスト。
幸いにしてスーマーさんは近くに住んでいるということもあり、
今後も二回、三回と出演してもらいたく、承諾もしてもらえたんで、
今回見逃した方はぜひぜひ次の機会で。
いや、変な話、別にお客さんは来なくてもいい、
俺が見れたらいい(笑)ぐらいの感覚だし、
スーマーさんも、お客さんが少なかろうが、多かろうが、
たぶん変わんないトーンで、MCとかボソボソと(笑)やるんだろうし、
逆に演奏中にお客さんが来ないで、見るほうに集中したいなぁなんて、
店のマスターの風上にも置けない発言ですハイ。
でも「つわもの達の夜」っていう企画は、俺にとって、そういう感じのもの。
完璧に道楽だ。それがどうした。それでいい。