「バーバー日記」っていう、知る人ぞ知る裏コブの迷(?)曲があるが、
今日はバーバーっていうより、美容院で髪を切ってきた。
切ってる最中、スタッフと会話とかしたくないほうなので、
渡された雑誌を読むようにしている。
いわゆるメンズお洒落系の雑誌を2冊渡される。
昔から思ってたことだが、この手の雑誌だけは本当~に、よくわからん。
まぁ、ひと昔前よりはわかるようになったともいえるが、
昔はあの手の雑誌見て、「これは広告のページだから飛ばして、あれ?これもだ、
本題はなんだ?」とか思ってた。結局何の雑誌よ?みたいな。
今日見てた雑誌は「男の腕時計特集」みたいなやつだった。
ヤバイくらいに興味なくて、他のページもかなりツライ。
そんなこんなしてたら、店内でやけにテンション高い男の声が響いてた。
その男は、身の上話的なことを楽しそうに話してる。
それを聴いてる女性スタッフが着実に(愛想?)笑いをおくる。
きっと彼はここの女性スタッフに会いたくて、いろいろ話をしたくて、
かなり今充実してるが、女性は引いてるかもよ、とか余計な心配をするのはやめ、
なにしろ鏡をはさんだ向こう側にいるので、声しか聞こえてこない。
そして、シャンプー台で横になってると、隣でその男性客のほうもシャンプー台に来たようで、そのとき、俺は我が耳を疑った。
男「あ、ワリィ!平気?」
女「大丈夫」
驚愕の事実、さっきまでハイテンションで話してた彼のほうがここのスタッフで、
女性のほうがお客さんだった!
俺はすんごいビックリしたけど、
イスは倒され、俺の顔にはガーゼがかぶさってて見えない。
なんでタメ口よ!?ていうか女性側は常に聴き手にまわってるぞ、聖母のようだけど
大丈夫か?いや大丈夫なんだろう。きっと彼はこの女性の指名だったりするんだろう。
彼のこのキャラがよくて、彼女の中にあるプチマゾ的感情をくすぐるんだろう、
いやむしろ今や美容院の人気男性スタッフはこういうグイグイ引っ張る、俺についてこい的なのがウケてるのか、いやさすがにそんなはずはないよなぁ・・・などなど、
大いにいろんな考えが頭を巡り、いろいろと楽しませてもらった。
バーバーバーバババーバババー♪