最近とても嬉しい言葉をお客様からいただきました。
インスタで写真と共に以下のような文面が添えられていたのです。
本人に許可を得ましたので以下貼り付けます→
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久しぶりに来ました。
来れた瞬間、ホッとしたのか涙が😂
1人でも、受け入れてくれるこの場所が
唯一珈琲を飲むことが出来る(珈琲が身体に基本的に合わない)この場所が
カレーパンもケーキも基本的に身体に合わないけど、ここのカレーパンとケーキは食べられる、この場所が大好きです。
金曜日に引きずってきちゃった会社の疲れが一気に吹き飛んで、本当に安心してしまって涙が出たのが自分でびっくりしました(どれだけ疲れてたのか😅)
この珈琲文明さんの好きなところは挙げたらキリがないですが、私の感覚では
『1人だとしても1人じゃない、1人を受け入れてくれる』
そんな感じです。
お店ってお客様が定番化してくると思うのですが、いつもここは新しい人を温かく迎え入れてくれる何かがあると思います。
その何かが働くのか、いつも顔見知りの方には出会いません。私にとっては一期一会になりますが、マスターとは顔見知りの方も何名か見ているので、リピート率と新規率どちらも高いんだろうなと珈琲を飲みながら推測してみたり😂
常連になったとしても、変わらない雰囲気が好きだし、味も美味しい。
本当に来れて良かったです✨
土日は混むので遠慮していたのですが限界点超えちゃってたので、来れて良かったです☕️(大事なことなので2回言っちゃいました笑)
また行きます✨
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以上、あまりにも嬉しい内容だったのでノーカットでご紹介させていただきました。
特に「お店ってお客様が定番化してくると思うのですが、いつもここは新しい人を温かく迎え入れてくれる何かがあると思います。その何かが働くのか、いつも顔見知りの方には出会いません。」というくだりが本当に嬉しかったんです。
主義(イズム)いうほどカッコイイ話じゃないとは思いますが、私のお店はズバリ「放置系、ほったらかし系」です。
テーブル席の人にはもちろんのことカウンターに座った人に対してもこちらから話しかけることはほぼありません。
常連さんと呼べるほどの強固なリピーターさんでさえも話しかけません。
巷ではよく「カフェは女性が独りで来られる空間を目指すべし」などと言われますが私はそこから一歩進んで「女性が独りでカウンターに座る(仮に他のテーブル席が空いていても)お店」を目指しています(※上記の文を書いてくださった彼女もだいたいカウンターに座ってくださいます)。
例えば女性のお独り様が読書や調べもの、はたまた単にボーっとしたいというのに店主がやたら話しかけたり、はたまた横で常連と呼ばれる人たちと店主が物凄く会話に花咲かせていた場合(そればかりか「君はどう思う?」とか不意に謎のキラーパス繰り出したり)はその女性客のニーズには合わないと思うのです。
この件に関して性差は関係なく、例えばお独りの男性のお客さんがカウンターに座った場合でも同じです。
とにかく私が打ち出している明確な方向性は「常連さんばかりで盛り上がることのない店」であり「静かでそれでいて確実に常連さん(サイレントロイヤルカスタマー)と呼べる人たちに不利益がないようにする」ということです。
上記のお客さんの文面から私が打ち出している方向性とビタっと合致したような気がしてその喜びがハンパなかったので今回ここに長々と書き留めておくことにしました。
珈琲文明 店主 赤澤 智
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