ぶっちゃけ今月の文明通信は先日ブログで書いたことと被るので今日は久々に「裏・文通」いってみます。オモテのほうで「代わりの傘を持たずに出た若者=負の連鎖を断ち切った英雄」としてるけど、「負の連鎖」といえばいろいろ思うことがいくつかある。
一般的には部活の先輩や職場の上司からされたシゴキや「可愛がり」などもそうだけど、例えばお店をやろうと思ってやってきた新参者に理不尽にマウントとる地元店主とかもいる。
実際にオレも創業当時理不尽な扱いを受けた覚えがある。
あ、くれぐれも誤解のないように言っておくと現存する商店街の店主たちからは一度もそんなことされたことないしみんなマジでいい人ばかりだからね(ダメじゃんって思う人はいるけど少なくとも実害を被ったことはないし、少なくとも我がブロック6班はみんな最高だ)。
さっき言った内心「はぁ?!(怒)」と思った相手は既に鬼籍に入られてたり、当時険悪だったけど完全和解したりとにかく今となってはいろいろネタとして面白いし思い出のひとつなんだけど今日ここで言いたい話はそこじゃなくて、16年とか営業を続けていると今度はこっちがいつの間にか新参者を迎える立場になったってこと。
同じブロック内だけでも「チャカナ」「六角橋焼小籠包」「中々」はどこも15年近くかそれ以上営業している古参の仲間入り(この3つはいずれも持ち物件じゃなく家賃を払ってる個人店、それで15年続くのは今の時代間違いなく古参であり老舗だ)といえる。
でもジャメさんにせよ高梨さんにせよ新規店舗の店主に対してマウントとったりしてるの見たことないしこれからも絶対にしないだろう。
単にそれぞれのキャラが原因と言ってしまえばそれまでかもしれないんだけど、冷静に考えてみてやはり昔よりも最近のほうが偉そうにしない人が多くなってる気がする(個人の感想です)。
「時代」のせいにもあまりしたくないんだが、結構興味深い話があってそれは、かつて日常的に当たり前に鉄拳制裁をしていた先生がいつから手を上げなくなったのか?という話。
これは実際にオレが中一と中三の時の担任がそういう人だった(ちなみにオレは大好きだった先生)んで、10年チョイ前くらいに同窓会でその先生に「実際いつまで生徒を叩いたりしてました?」と訊いたらしばらく考えて「んんん~それこそ赤澤の時くらいまでかなぁ」という答えが帰ってきた。
さらに中学のサッカー部時代の先輩からは全く変なことされたことないしとにかく尊敬してたけどそれは同時に畏怖の念もあり余計なこと話かけたりもちろんプライベートで遊んだりなんてしたことなかった。
しかし、オレ(だけじゃなく他のチームメイトも)は後輩から「赤澤さん、日曜練習終わったら一緒に買い物行きません?」とか言われたりしたもんだった(笑)。
ここで言う「買い物」とはなんか普段着る服とかレコードとかマジでプライベートな用事で出かけようという目的の買い物でそれでホントに行ったからねオレ(笑)。
そもそも下校時に歩いてたりしたら後輩は普通に話かけてきて一緒に帰ったりもした。
そんなことオレは先輩には出来なかった。
もしかしたらちょうどオレくらいの世代から若い人たちから一気に柔和な感じになってったんだろうかとか考えてみたりして。
わかってる、もちろんキャラ次第で年齢世代じゃないんだってことは。
なんにせよ大事なのはどうであれ「ヘンチクリンな負の連鎖」は断ち切るべし!ってことな。