「傘のお間違えのないよう」って言ってるのに間違えて持って帰る人がまぁまぁいる。
今日は学生とおぼしき男性が帰りがけにしばらく傘立ての前で立ち尽くし、その後傘を取らずに店を出た。彼の傘を誰かが間違えて持ってったと思われ、似たような傘が残されていたら「じゃ僕はこっちを持って帰ろう」とはならずに彼は何も持たずに店を出た。外はかなり雨が降っているのに・・・。正直者が馬鹿を見る世の中にしてはいけない、今彼が濡れていいわけがない、と思ったオレはピークタイム絶賛オーダー差し込まれ中ではあったけど彼を追いかけ、「ちょっと待ってください、私の傘でよかったらこれ差し上げますんでどうぞ」と持って帰ってもらった。閉店後最後に残った傘はさぞかし何の変哲もない透明ビニール傘だろうと思ったらこんな(※写真)黒と白二色に分かれてるわかりやすいモノだっただけじゃなく思いっきり持ち主の名前○×△のシールまで貼ってた・・・おい、〇×△!さすがに後から間違えに気づいたろ?間違えられた人は〇×△の傘を身代わりに持って帰ることもせずに濡れて帰ろうとしたんだっていう想像力を少しでもはたらかせてほしい。
以前こういうパターンで間違えたことに気づき戻って来てくれた人もいてそれはそれで感動したもんだ。今日はこの濡れて帰ろうとした学生に胸がいっぱいになった。