ジブリ映画もそうだけど新海監督作品も映像が綺麗だから映画館で観たいのと息子のリクエストもあり「すずめの戸締り」観て来た。家族全員、幼稚園児の娘も最後まで座っていられた。なんだかんだで「君の名は」も「天気の子」も観てるんだけど今回のが一番好きだったかも。観覧者全員に配られる「企画書」が新海監督の考えとかも知れてとてもよかった。
新海作品はおそらく須らくラブストーリーが平行(またはメイン)してあると思うんだけど、今回の作品はラブストーリー部分がちょっと邪魔にさえ思えた。
例えば「タイタニック」をオレが全然共感出来ないのは、乗船してから知り合っただけで命をかけるほどの間柄になる不自然さだったりするわけで、今回の作品もいわば一目ぼれから始まりそれはそれでいいんだけどやっぱ早い段階で命かけてるし(笑)。
でもね、新海監督の企画書見るとちゃんと納得するし、やっぱりそういう色恋も挟むことによってポピュラリティに繋がり、全体通して伝えたいメッセージが大多数に届くことは本意だろうし、音楽で「凄く伝えたいこと、表現したいことを多くの人に伝えるためにまずは売れ線も厭わない」ってのと通じるところもあるよね。
一切の予備知識もなく観たのもよかった。
「かがみの孤城」っていう、ここ2,30年の中で一番面白かった小説があるんだけどそのラストのオチになんとなく似てなくもなくもないこともない(どっちやねん)ところもとてもよかったのと、なんとその「かがみの孤城」が間もなく映画公開ということも嬉し過ぎる情報もゲット。
新海監督が言ってた「自分の中にあるものを磨き続けて、全力で放つしかない。結局はそこに尽きる」という言葉、完全同意。#新海誠 #すずめの戸締り #かがみの孤城