久住さんとはもう25年来の音楽仲間とかになってるし、ドラマーの栗木さんは超近所に住んでるし、キーボードShakeなんて36年来(つうか元コブシャウメンバーだっつの(笑))の盟友・・・にも関わらずスクリーントーンズとしてのライブは実は今回初めて見た。
「孤独のグルメ」のサントラを手掛けていることもあるけど、ライブも本当に大半がインストだったことにビックリ。でもこれがまたいいんだ。個人的にはインストのライブを1時間以上見ること自体珍しいのとそもそもインストはやっぱオレの好みの中心には無いこともあるんだが、スクリーントーンズはマジで良かった。「孤独のグルメファン」にはもちろんたまんないんだろけど、シーズン毎に楽曲コンセプトというかベースとなってるジャンルがあってこれが毎回おいしいところ突いてくるし時代とかジャンルへのオマージュ加減が絶妙で間もなく始まるシーズン10は「夢のカリフォルニアチック(!?)」だし。
オレが一番好きなのは前かその前のシーズンのP-Funkっぽいヤツあれはもう最高に好きで今回のライブでもやってくれて座って聴くのがツライくらいノッた。
歌モノも少しはあって、オレがこの世にある全ての楽曲の中でもTOP40内に入るくらい好きな「自由の筈」もやってくれた。
これまで久住さんのライブ見てきた限り百発百中でこの曲はやってくれてて、珈琲文明で久住さんと故WAKAさんでライブやってくれた時ももちろんやってくれた。
久住さん自身もきっと意識的に常時やるようにしているんだと思うんだけどやっぱりそれがこっちは嬉しくて、初めて「自由の筈」聴いたのが四半世紀くらい前でその時の自分の境遇と今がもう笑っちゃうくらい違ってて、でもこの歌は不動のものとしてあって・・・、音楽の凄いところの1つがこういうところだよな。
そういえばオレも毎月の弾き語りで最後の曲(「わるくない」)だけは固定してやっててかれこれ15年経つんだけど、かつて19歳だった女子大生が今や結婚してOLになってから聴いた「わるくない」がもっと好きになりました、とか言ってくれて、よしまだ歌い続けていこう!と思ったものだ。
大好きだった横浜に今や住んでるどころか店まで構え、今や子供がいて、その子供たちと今こうして「自由の筈」を聴いている・・・
♪カモメ飛んでく青空 クジラが泳ぐ海原 その間は自由・・・
夕焼けから夜景に変わる横浜港にこの歌が漂ったことが我が事のように誇らしかった。
PSオリジナルTシャツゲットしてメンバー全員にサインしてもらって家族入れて写真を撮ってもらった。でもさ、西村(Shake)写っとらんやないか~い!(笑)。