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「引っ越ししました(店舗ではなく住居です)」
私の子供時代は父親が銀行員だったこともあり転勤が多く、また大人になってからの私自身の転勤も含めると生涯でこれまで実に12回も引っ越しをしてきました。
いわゆる転校生という経験も4度することによってそれが自身の人格形成に大いなる影響を与えたことは間違いありません。
さて私の子供は父(私)の職業が自営業ゆえ珈琲文明がここにあり続ける限りは「そういえば我が子は自分のように転校したり住む場所や環境が大きく変わるということはないんだなぁ」とぼんやりと考えていたことがあります。幼稚園、小学校、中学校とずっと身近に友達がい続けて、成人式なんかは周りにみんな知ってる友達ばっかりで楽しいだろうなぁと羨ましく思ったり、でも一方で私のように今でも最高に親しい友人知人が全国(北海道、西宮、阿佐ヶ谷、富士吉田など)にいるという格別な喜びは味わえないんだなぁなどと思ったりもしていました。
そんな中、この度新居に引っ越すことになり、小5の息子は学区が変わったことで人生初の転校生になります。我が子にとってそれが(すぐにではなくとも)後々振り返ってみて良い経験や思い出になってくれたらいいなと思います。
新居は築55年(私と同じ歳!)の古民家(賃貸です)で、珈琲文明まで歩くと40分かかるため天然トレーニングが出来て痩せるかもしれません。
帰り道で近道ルートを模索してるうちに道に迷って帰れなくなったり、引っ越してから2週間経った今もなんだか旅館に泊まっているかのように毎日旅行気分になっています。
これまでの幾多の転校、引っ越しと異なるのは、日中メインの時間帯、つまり学生なら学校、社会人なら勤務地が私にとっては変わらず珈琲文明のままであるということです。
前職の学習塾で富士山の麓にある教室に赴任した時は縁もゆかりも友人知人も誰もいない山梨県への異動のタイミングで結婚もしたのですが最初の1か月ほど妻はまだ合流しておらず富士吉田市に独りで暮らし、近くにコンビニも夜遅くまでやっているスーパーも無く、何食べて生きてたんだろうと今は思いますが、圧倒的孤独な住居とは対照的に新たな職場(教室)に教室長として行くとそこには名前も知らない生徒や講師が総勢100人位いるというメリハリ利いた1日(笑)が繰り返されました。
あの時を思えば職場も業務も変わらず珈琲文明であることはノーストレスで幸せです。
妙蓮寺や大口(そういえば大口商店街と六角橋商店街は姉妹商店街的な関係なんですよね)、さらにもう少し気合入れたら(?)鶴見なども新たな生活圏に入ってきますので各方面の皆様おられましたら「知っトク情報」等教えてくださいね。