オレが最も尊敬するブルースシンガー(永井ホトケ隆さん)は自身の半世紀近い活動歴の中で
1年以上(ていうかたぶん
1ヶ月以上)ライブをしなかったことは初めてだったそうな。
コロナ禍でライブをする肝心のハコが閉まってるんだからどうしようもない。
いっぽうで全くアクティブとは程遠いライブスタンスのオレだけど幸いに音楽を始めてこの41年間ライブをしなかった年は一度もなくて(その代わりその年に一回しかやってないとかは有り)、とりわけ2007年の珈琲文明創業と同時に開始した第四金曜弾き語りは一度も休まずマンスリーで来週が175回目になる。40歳から14年以上は少なくとも毎月やれる場所があることがとにかく幸福で、通年では毎月全て曲を変えて1曲もカブらないようにしたり、まだ一度も披露したことがない生涯初の曲を必ず毎月1曲やってきた結果レパートリーも膨大な数になってきた。
それより何よりこの1,2年の間で個人的にはこれまで無頓着だった「歌唱」という面でオタクかよっていうほどに深堀りして練習もして54歳の今が生涯で最も高いキーが出せるようになった。
発声練習とかそういう「素振り」や「筋トレ」みたいなものは楽しいもんでもないし続かないもんだけど、そんな中特に最近の楽曲の中にとても素晴らしい曲が多く、「この曲を歌ってみたい」という衝動に駆られることが多かったというのが凄く大きい。
「披露する場(ハコ)があること」と「歌ってみたい!と思える素晴らしい曲がある」ことに感謝。
この第四金曜弾き語りに対する毎月の練習のようなものっていうのは、初めて挑戦する曲に費やす時間が9割くらいで、あとの曲はそんなにしないためつまりは年間総集編が最も練習が少なく臨むというのが例年パターンだった。
しかし、今年はもう全然違う。毎月の新曲の難易度が恐ろしく高いものばかりで、一度やったからって未だに苦手意識あるものばっかりだ。
それでいてそれぞれの曲は大好きなものばっかりだ。
これら大好きな曲1つ1つに本当に鍛えられた。
これらの曲オンリーで年間総集編やることのハードルの高さよ(冷汗)。
でもとんでもない達成感を得られることはわかっているからその達成感充足感幸福感を存分に味わうために既に毎日のように練習している。
ちょうど一週間後(クリスマスイブ)が「第四金曜弾き語り年間総集編時間枠拡大スペシャル」。歌い納めるぜ!!
開場午後6時半 開演午後8時(ラストオーダー7時45分) 入場無料
#珈琲文明 #カフェで弾き語り #あかざわさとる #全部ダッシュで長距離走って倒れるパターン #ハードルは高いからいくつも倒すけどハードルは倒しても構わないルールなのさ