今年の5/11の生還20周年を機にプチ断酒(日常的飲酒をやめる。ただし呑み会や打ち上げには参加するしそこでは呑む)を開始して以来実は本当にただの一滴も呑んでこなかった。コロナ禍ってこともあったけどいろいろ誘惑はあった(バーベキューとか)わけでそれでも飲まなかったのには理由があって、それは「解禁一発目は絶対にここで」というのが明確にあったからだ。
全然読まなくていいけど一応リンク貼っとくんで読める人はこちら読んでもらうとして→
http://ojamaru.cocolog-nifty.com/blog/2009/07/post-b739.html
その中からの抜粋をこちらに載せると→
>今PAさんという人物が出てきたが、この人がこの会社の中で俺の唯一の理解者であり、心の支えであった。初めてのレコーディングの時、紹介されて会社の2FにあるREC ROOMに入り、そこには基本的に社長も社員も入らないこともあって、最初のPAさんのセリフ「ここに入っちゃえばこっちのもんですから」というのが忘れられない。新たな学校でうまくいってない転校生に偽善でもなんでもなく、味方になってくれる人が出現したかのような、はたまた戦場で負傷したところに現れたナイチンゲールのような(男だけど)貴重な、俺にとってはとても貴重な人だった。そしてREC ROOMはまさにオアシスのような所であった。俺の本分である「音楽」をする場であることに加え、そのような人がそこにいるという意味で。
・・・・・・・・・・・・・・・・
はい、そしてこのまさに元PAのNさんが自由が丘にある「Bird song café」というバーに毎週火曜日限定で一日店長をしているということは知っていて、生還20周年かつ断酒解禁の場にこれほど相応しいところもなかろうってことでここで絶対迎えたかったのさ。
まさに20年ぶりの再会。20年前「この人とだけはいつか必ずまた会いたい、会ってみせる」と誓い一昨年くらいにFB上で発見しネット上では繋がるもリアルでの再会が昨日ついに果たされることになった。
開店後の5時くらいに行ったらさすがに店も空いてるしNさんを独り占めできるなと思って訪れるとなんと既にカウンターがほぼ満席。でもそれはそれで飲食店を営む身としての心情からは嬉しく、またそこにいた常連のお客さんたちにも大変暖かくオレは迎えられた。
店は10年になるというが既に数十年は経とうかというほどに年季が入ってて、聞けばディズニーシーを手掛けた人がこの店の「エイジング加工」を施したという、超本物中の本物のお店だった(ディズニーシーはエイジング施工のある意味頂点だと思ってるから)。
そこに感動の再会もあいまってアルコール解禁一発目にしていきなり「ビール→カンパリソーダ→マイヤーズロック→ハーパーロック」の4杯完飲でNさんから「倒れないでよ」と言われる。
どこから話せばいいかわからないくらいの積もる話は何もまぁ今日一日でしなくてもいいなと思い、比較的まったりと最高の音楽に埋もれながら気分よく呑めた。
当時の音楽事務所についてもオレ自身1周いや20年だからまさに2周回って「あの期間、体験あればこその今」と思えるけれどやはり今でも「感謝」なんかはしなくて、まさに「♪酷いことをしてきた人に感謝なんて今もしないけどあれがあったおかげで生まれたタイミングにありがとうby「僥倖」(コブラツイスト&シャウト)」ってのが本心で、それはNさんも同じとのことだった。
戦友と戦後20年経って再会して同期の桜で酌み交わす酒ってのは確かに格別だなぁって思った。
そんなわけで今後は各種呑み会幅広く受け付けておりますのでお声かけお待ちしておりますし声掛けしますのでよろしくお願いします。
#珈琲文明 #バードソングカフェ自由が丘 #あかざわさとる #コブラツイストアンドシャウト