珈琲文明は借金を返し終えるまでの最初の7年間は夜10時まで営業してたけど今は夜8時閉店なもんで残念ながら時短及び協力金は対象外(苦笑)。
しかし1日6万て凄いよな。もちろんこれが従業員抱える大箱店なら全然足りないんだろうけどワンオペ(もしくは夫婦でのファミリー経営)店にとっては巨額。
売り上げでも粗利でもなく純利で6万て、売り上げで言えば15,6万(料理を出す店ならもっと)必要で、例えば珈琲文明13年半の歴史でそんな日はただの一日もない・・・。
あ、だからダメっていうんじゃなくて個人飲食店の応援側(うちもそうだし)にいるからそれはいいんだけど、ちゃんと卸業者(町の酒屋とか)さんとかにも給付したほうがいいのにと思ってたらどうやらその動きは出てるようで安心した。
飲食店関連じゃなくてもさ、そもそも人出が激減してるんだからブティック、雑貨屋、そしてもちろんライブハウスなども基本どこもヤバイことには変わらない。
「そんなん言ったらこれも、オレも私も」になるかもしれないんで、個人的な考えとしてはズバリ「家賃補助」(既にあるけど)が最もニュートラルな給付な気がする。
立地や商圏、都市と田舎、それらに応じて売り上げの格差が色濃く出るのが店舗家賃。
それにどうにかしようがある変動費に対して賃貸店舗経営者全員にとって圧力満点の固定費である家賃をベースに補助していくのはシンプルかつスマートな策だと思うんだが。
今「どうにかしようがある変動費」って言ったけど、実際のところ「仕入れ商品」にしても賞味ロスや最小ロット注文の問題もあるし「人件費」にしてもそう簡単にリストラなんて出来ないわけで、やっぱりこれから見直されるのは「ワンオペ」で、でも巨額の協力金が入っても赤字体質ならば早晩その金も尽きるわけで、「(大儲けはしないまでも)黒字体質のワンオペ」はこれからどんどんニーズが高まるだろうから今週のカフェラボの記事ではひたすらにワンオペの具体的ポイントを書きまくった。
昨日までの三連休はそこまで暇じゃなかったけど平日火曜の今日、降雪予報もあいまってあまりにも予想通りの激ヒマ状態・・・まぁとにかく自分がコントロールできないことには心を悩ませない、どうにか出来ることを粛々とするのみ。
もしもタイムマシンがあるならば7年前に戻って「8時半閉店」にしたかったけど(笑)。