買ってからもう二三年は経ってて(いわゆる積ん読)、この度大学病院に通うという「
The待ち時間長いぞ何するよ」な環境確定により、こういう時は長編だろってことで「積読控え選手」から抜擢されたのがこれ「かがみの孤城(辻村深月さん著)」。
なんだってもっと早く読まなかったのかっていう後悔よりもこれ読まないうちに死んだりしなくてよかったとかそういう気持ち?いやぁ凄かった、ええもん読んだ。
かなり話題になったし売れた本だと思うんだけど、今や結構な時間差で一人盛り上がって共に感動を分かち合う人もいないんで誰か既に読んだ人いたら語り合いたい。
もうね、これこれ!こういうのだよオレが好きな話は!ってやつ。
「時をかける少女」の原作のラストシーン「ラベンダーの香りになんだかわかんないけどうっとりする」っていう個人的小説ラストシーンの最高峰をも彷彿とさせるし、
凄まじいまでの完璧な伏線回収とかもうホント良く出来てる話だなぁって感服するし、
何よりホントええ話やった~。
もはや文庫も出てると思うのと文庫だと作者のあとがきあるだろうからそれも読んでみたいし、ぜひともほかの人にも読んでほしいです。
#かがみの孤城 #辻村深月