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自分の純粋な好みの曲とかそういうことよりも、 「創作側、クリエイティブ目線からの意見で、スゴイ曲。さらにその曲が物凄~く世の中でも大ヒットした曲」という両方を兼ね備えた曲はなかなか無くてでも稀に10年に一曲くらいの割合でそれは出現する。 もちろんあくまでも独断だけどこの40年間を振り返ると・・・
70年代・・・勝手にシンドバッド 80年代・・・異邦人 90年代・・・ガッツだぜ 00年代・・・粉雪(※サビ部分限定)
がそうで。90年代に関しては川本真琴さんの「愛の才能」という曲も入れたいところなんだけど国民的超メガヒットという条件にあわないため割愛なのと、 ミスチルとスピッツに関してはこの条件にハマるのが複数曲あるので勝手に殿堂入りとする(笑)。逆にいえばやっぱ桜井氏と草野氏はモンスターだなと思うのと、歌謡曲という部分まで入れたらそれこそ筒美京平さんなんかどう位置づけしたらいいかわからんほどのウルトラモンスターになる。 ミスチルは特に「トゥモローネバーノウズ、ノットファウンド」あたりで、スピッツは「ロビンソン、チェリー」あたりね。
前置き長くなったけど、そして2010年代最後の最後にオレの耳にシャキーン!と入ってきたのがofficial 髭男 dism さんたちの「Pretender」という曲だ。 それまで一切の予備知識もなく、深夜の音楽番組かなんかで彼らのこの曲を初めて聴いて、一発で気に入った。最初の一回だけでサビの革新的超個性的でありながらちゃんとポップでキャッチーな旋律に驚いた。 そして、「でもこんなスゴいメロなのに他のJ-POPに埋もれちゃうんだろうなぁ」 って思ってたら、その後商店街で流れる有線でこの曲が聞こえてきて「お!あの曲だ!売れてんだ。よかったよかった」と思い、ある日の晩なんか道歩いてる男性が鼻歌というより結構マジでこの歌うたってて(すごい下手だったけど)、実はかなり売れてる?と思ったらなんと去年一年間の配信数(?)だかで日本一(1億回以上!)だったと【知った】 紅白出ることも【知った】。「メチャメチャ売れてんじゃん!」ってことを【知った】。 歌中の♪知った~ってところ、なんか好き(笑)。 そして同時期にこれまた超カッコイイ!と思ったバンドにking gnuがいるんだけど、 当初バンド名が混乱しててオレはking gnuのほうを髭ダンだと思って(絶対そう思うじゃん?)たけどそんなことよりどうしていきなりそんなスゴイの同時に出てきたんだよと「神よなぜそなたは同時代にラオウとトキを」と言った爺さんの心境になりつつこの二つともが紅白出てるんで珍しく録画してみたもんだよ。
やっと本題だよ。「プリテンダー」の何がどうスゴイのかって話だ。 とにかくサビなんだよ。サビが細かい音符でイイ曲&個性的な曲なら結構あるんだけど、 「プリテンダー」のサビは大味でありながらも「何にも似ていない」。 さらに一筋縄でもない。例えば、 ♪君の運命の「人は僕じゃない」と「辛いけど否めない」は同じメロ(コードは変わってるけど)なんだけど、つづく「でも離れ難い」のところのメロが秀逸で、 さらに♪「痛いないやでも」と来たら次の「甘いないやいや」は同じメロで全然いいんだけど「甘いな【いやいや】」の部分がディミニッシュで似て非なるものになってる。 小難しいことはいいんだけどとにかく総じて「何にも似てない」ってことと、しかも恐ろしくキャッチーであるってことを声を大にして言いたい。 イントロのギターはちゃんとリフになっててAメロの間も弾き続けて大丈夫になってるし、Bメロのリズム隊のシンコペもカッコイイんでバンドのアイデンティティもある。 あと詞については職業作家そのもののクレバーさで韻を踏んでるところとか最後にキラーフレーズを持ってくるとかちょっと小憎らしいほどにクレバーなんだけど、 そんな中に出てくる「飛行機の窓から見下ろした知らない街の夜景みたいだ」っていう比喩はもうとにかく美し過ぎるし、どこでも誰も言ってないし、この歌のこの箇所にこれを投入するっていう必然性というかもう見事としかいいようがない。 それと、例えば「世界線」とかっていうフレーズ、プロデューサーとかに「こんな言葉はない」とか言われて(笑)赤ペン入りそうなもんなんだけどそこをそのまま通したプロデューサーも素晴らしい(誰なのかな)し、まぁ詞のことは置いといて、とにかくこのサビが「何にも似てなくてキャッチー」というただそれだけが言いたくてこんだけダラダラと書いてみた次第であります。 というわけで2010年代最後に滑り込みで大衆音楽界に彗星のごとく切り込んできてくれてありがと~ヒゲダン!
by coffeebunmei
| 2020-01-27 18:48
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