今年は作詞作曲というものを始めてからちょうど40年になる年。
楽曲作りに関してだけは自惚れもたいがいにせぇよってくらいに自信過剰人間なんだが、
歌とギターに関しては歌(二流)ギター(五流)の自覚とさらにはそれで長年それで良しとしてるところがあった。ギターはまぁ今もこれからもやっぱり向上心ってものがないのが正直なところなのだが、歌はそうはいかなくて、バンドのフロントマンや弾き語りをこれからもやっている以上向上心を持って、いや向上心だけじゃなくちゃんと行動していかないとなと思ってて、
もう何十年もしたことがない発声練習とかをちゃんとしてみようと思っている。
ていうかもう始めている。
ボーカルスクールに一年通ったのなんて34年も前のことだし、
その時の教えは「超パワー系」でそれにはもちろん感謝しててあれがあったからロックバンドボーカルで長年やってこれてるとも思う。
でもホントね、世の中いろんなものが変化してるわけで、発声法なんかもかなり変わってきてることに最近ようやく気付いて今さら目からうろこなことがたくさんある。
これまでだと発声練習はつまんないからやってなかったんだけど、今はすごい面白い。
ボーカリストにとっては自身の体が楽器なんで、どういう鳴らし方をすると良いかとか、
文字通り「自分の体の声を聴く」ことが今は超前向きに楽しんでやっている。
思えば30年以上凝り固まった歌唱法をようやく見直す時期が来た。
身体楽器を修繕リフォーム、リニューアル、アップデート。
果たしてその結果は?今年のコブシャウや第四金曜弾き語りなどであらわになるはずなのでお楽しみに。