
持ってるギターだけ似てる?!歌もギターも圧倒的実力差あるけど・・・(苦笑)
そうそう、ちょうど一週間前の金曜夜は初めてレイトショーってものを見にいった。
山下達郎のライブムービー。歌が上手いのはわかりきってたことではあるけども、
レコーディング時のボーカリゼーションよりライブのほうがさらに上手いんじゃなかろうかっていう衝撃。原版音源より声がソリッドで攻撃的で好みだった。
声の成分が、クリアトーンの中にも、尖ってて、丸くて、伸びやかで、粘っこくて・・・
そんな相反する要素が一人の人間の歌から出てくる。
あくまで個人的好みとしてあまり好みではない「フュージョン系の歌モノ」という乱暴なくくりを自分の中でしていたため自ら近寄らなかった彼の楽曲ではあるけれど、
実際はブラックミュージック、ファンクの要素も多分にあり、この数十年の食わず嫌いを悔いた。ていうか実際映画内で流れたナンバーのほとんどは聴いたことがあった。
ところで、レイトショー最高!いきなり行って座席も選びたい放題。
ど真ん中やや後方の席にしてオレの前後左右斜め半径3メートル以内が無人!
ライブさながらにどうしても身体がノッて揺れるのを我慢しないでよくて気持ち良く、
気持ちよかったといえば、帰りの終電もなくなってる時間帯、チャリでみなとみらい周辺のミッドナイトサイクリングがこれまた最高に気持ちよかった。
山下さんを見た後だけに山下公園まで行っちゃおうかと思ったけどやめた。
今回ただ単に「スゲェ~なやっぱ」じゃなくて、強く思ったことがある。
80年~90年あたりの声がバリバリなのはわかってたけど、
近年(2010年以降)のライブ時のボーカルもあれだけのクオリティを保っている事実。
これは真意のほどはわからんが、たぶん、いや絶対、
「もの凄~~く日々しっかりと鍛えている」
と確信した。でなきゃちょっとありえないからさすがに。
こうでなきゃな音楽人たるもの。というのと、
こうしちゃいらんねぇな・・・という気持ち同時。
これもまぁ有名ではあるけど、ギターもメッチャ上手いのな。
楽曲のキモとなるカッティングとか全部達郎が担ってる。
サウンド面からいえばリードギターよりも重要ファクターの部分。
達郎氏によるギターソロ(ひたすらカッティングのソロ)はマジ痺れた。
よくリードボーカルがギターも弾いてて、申し訳程度な音量にしてもらって、
間違えたとしてもまったくもって大勢に影響がないっていうバンドいるじゃん(例コブラツイスト&シャウト)?
こうしちゃいらんねぇな。持ってるギターだけは似てんだから頑張れオレ・・・