西加奈子さんの「サラバ!」という本の中で、本編の趣旨に対してはそう重要でもないくだりなんですが、「ティラミス」の描写があってそれが超美味しそうなんです→
「脳天を直撃するかのような甘さの後、少し苦いコーヒーの味が上がってきた。こんなに美味しい食べ物を食べたのは、生まれて初めてだった。須玖は泣いていた。ティラミスを食べたかった。もっと、もっと、食べたかった。プラスチックのケースに舌を這わせ、残ったティラミスを綺麗に舐めつくした。まるで妖怪みたいだった。」
と、もともと彼は自殺しに行ったのにティラミスのあまりのおいしさに自殺を踏みとどまるというものなんだけど、とにかく随分と美味しそうなもんでここの文章を読みながら当店のティラミスを食べると美味しさ倍増するのではないでしょうか?
とかなんとか言いつつも、そろそろ時節のケーキのラインナップが変わるのでそろそろティラミスおしまいです(ええ!?)。それと明日9/8(土)は午後4時半で閉店するのでご注意ください。