17年前も5/11は金曜だった。
この同日付曜日はあと11年後までこないらしい。
まぁそれはいいとして、17年前の今日起きた出来事は省く(興味ある人だけこれを読めばいい→http://ojamaru.cocolog-nifty.com/blog/2009/07/post-f468.html )として、
とにかくオレが生還記念日と呼んでいる5.11という日は自分の中での「底」であるのは間違いなく、かと言ってそれを境にすぐ「新しい自分Yeah~!」ってなったわけでは全然ない。
喩えはあまり相応しくはないが終戦(敗戦)記念日があってその直後の日本のように、
まず起き上がること、歩き出すことから始める次元で、その後暗黒期間が今思うにちょうど一年あった。就職浪人(ていうか34歳にして初の就活)の半年間と職は決まったものの都内学習塾副教室長という名目の雑用係からの大月教室への左遷までの間を足してちょうど一年なんで、この期間は「浪人」だったと思っている。「死にたい」とかは思わないんだが、「今この世が何かで全滅しても別にいい」という謎の不幸の他力本願(?)思考にはなっていて、病んでたのは間違いない。
大学受験浪人、就職浪人、そして店舗物件取得浪人、の人生三大浪人生活は、
まったくもって好きでそうなったわけじゃないけど、
もういいよってくらいに自己と徹底的に向き合い、底からいろんな景色を見上げ、
起き上がり、しなやかに歩いていける力をくれたのは間違いない。