コーヒーミルには挽き目の番号がついている。
3とか3.5とか、まぁ好みで勝手に決めればいいんだけど、
その数字をいつまでも信じちゃダメで、
歯は長年使えば摩耗するわけで、ダイヤルナンバーを信じるんじゃなく、
あくまでも挽いた豆の状態をその都度必ず目視して確認し、
その挽き目だけを信じるようにしてる。
まぁ一般家庭で、一日4,5杯程度の利用であればさすがに相当もつからいいとして、
業務用となるとそうはいかない。
てなわけでこの度ミルの挽き目を微調整してみた。
3.5だったものを3にしてみるとかで落ち着けばよかったんだが、
イマイチ好みの挽き目と味じゃない、っていうことで、
ミルを解体した。焼き物の達人が「ああちが~う!」つってその場で割ったみたいにミルを叩きつけたとかじゃなくて、分解洗浄からの微調整、あ、オーバーホールってやつか。
ミルの挽き目のスイッチのダイヤルナンバーが3であったとしても同じ3でも分解して調整すればさらに細分化出来る構造(話すと長くなるから略)になってて、それを実行。
と、これ慣れてる人なら他愛もないことなんだけど、
不器用キング&メカ音痴のオレはこういう作業がとても苦手。
実は昨日と今日の休みで、まぁ二日間ずっとやってたわけじゃないけど、合計したら4,5時間くらい「ミル見る作業」してた。
やたらたくさんの豆が実験台に使われ、賞味期限切れの豆はこういう時のためにあるんだが、味のチェックのためには現役の豆にも登場願うためそれらも粉砕。
何枚もの皿の上に何種類もの挽き目の粉を明る~いライトでガッツリ照らし、
それぞれを穴があくほどにミル、ではなく見る。
この豆の末路はトイレの脱臭剤となるため現在の文明トイレはものすごいコーヒーフレーバーで、芳香役割のアロマスプレーを完全に凌駕してる。
さて、遊びにいこう!