「スマトラ・アチェ・テンガ」JAS有機認定を受けたコーヒーにして上質なマンデリンが入りました。
こちらのロットは、スマトラ島北西部ラウトタワール湖(Lake Laut Tawar)周辺にあるテンガ地区の小規模生産者のコーヒーを集め、作られています。スマトラのコーヒー生産者の多くは大変小規模で、農園の平均所有面積は2ha程です。収穫したコーヒーチェリーは、村など各地域の仲買人によって買い付けられます。そのためインドネシアでの伝統的なコーヒーの流通方法においては、農園や生産者単位ではなく村単位でのみ追跡が可能です。2ha以上の農園を所有している生産者は大変少数で、テンガ地区のコーヒー栽培総面積は450ha程です。テンガ地区では、農薬や化学薬品を使用しない伝統的な方法により家族経営でコーヒー栽培を行い、有機認証を取得しており、他の地区の物とは分けられて生産処理されています。
ダークチョコやアーモンド、ハーブの風味としっかりしたボディ。深煎り。
「オーガニック」と聞いて、なんとなく「優しい味わい」と連想されるかたがいると思いますが、その予想は驚きのパンチ力と共に軽快に裏切られることでしょう(笑)。
ちなみに今こうしてここでは能書き多く述べていますが、
「オーガニックだから」ではなく、「おいしいから」メニュー入りしただけなので、
お品書きはシングルオリジンのメニューの末席にひっそりと位置しております。