雑誌(しかも大メジャー系)掲載が嬉しいのはもちろんなんだけど、
今回はとりわけ嬉しいというか、いろんな面でもう全方位的に嬉しい。
横浜ウォーカーには今年の2月にも載せていただき、その時は、
「ジモト愛」というコーナーで「白楽特集」の中のひとつとしてだった。
今回は「しあわせカフェ」という連載記事のしかも最終回で、
「最終回となる今回は、数十年にわたり愛され続ける昔ながらのカフェをご紹介」
とか、「数十年変わらぬクラシカルな風景が古き良き時代を伝えるハマの宝」
とか、もう狂喜乱舞と恐縮畏怖が同時に我が身に襲う内容。
神奈川全域の中から9つの喫茶店が紹介されているんだけど、
創業が平成以降なのは珈琲文明の他には、
横須賀の「Cafe-Continue」さん(それでも20年以上!)のみで、
今世紀以降の創業ということであればそれはもう珈琲文明しかなく、
うち以外はもう老舗中の老舗、店主の方々も重鎮中の重鎮、
オレなんかハナタレ小僧もいいとこ。
同じコーナーに鎌倉の「ミルクホール」が載ってることの感慨はどう表現したものか。
畏れ多いがまず先に来るのは確かなんだけど、
当然メッチャクチャ嬉しいのも確かで、
それは記事紹介のされかたが、「スペシャルティコーヒー」「サイフォン」「天井劇場」「カレーパン(地獄含む)」等のどれかというより、全部を総合的に紹介していただいている点がとても嬉しく、個人的思惑及び自店の矜持点はこの「どれかひとつ」ではなく、
「全体的総合的な組み合わせの結果としての空間」だと思っていて、
今回はまさにそういう紹介のされ方をしていただいているのが本当に嬉しく、
こういうのは書籍「横浜カフェ散歩」以来の喜びの感覚かもしれない。
とにかく、今回のコーナーの趣旨に本当の意味で近づき、
他の8つの名店に少しでも迫ることが出来るように、
さらに日々前進していこうと我が身を引き締めていきたい。