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いくらもうすぐ店が10年とはいえ、オレの職歴で最も長いのは塾の講師(バイトでフリーターだったけど)の11年にまだ及ばない。 大学卒業してすぐの春期講習で塾講師デビューを飾ったまさに初日の出来事だった。 小五の女の子の国語を担当した。国語で大学に入ったようなもんのオレはさすがに小五なら大丈夫だし、幸先良い初日だと思ってテキストの問題をオレも解き始めた(解答もあったけど)。 オレが終わるとほぼ同時くらいにその子がどうやら鉛筆を置いた。 考えてるんじゃなくて終わってた。 いやいや、早過ぎだし、ふざけて適当書くのも国語は大変だろうにとか思ってたら、 全問正解だった・・・。 えっとこういう場合オレはどうすればいいんだ? わかんないところとかない?あ、ない、そう・・・、まぁじゃあ次に進もうか、 次も全問正解・・・あ、天才ね、そういうことね。って、おい!いいのか!?この時間。 しばしの間、ただひたすらオレは丸つけマシーンみたいになって時間が過ぎていく。 六年生用あるいは中学用にしたほうがいいんじゃね?と思ったものの、 国立大附属の場合、学年の進度は守られるらしい。 ごくたま~に彼女が間違った時のオレのテンションアップったらもう・・・ ここ一番教えるとこ来た~!ってこっちも講師初日で気合十分なわけで。 あれから四半世紀以上たち、あの日の天才少女が本日珈琲文明に来てくれた。 うちの娘と同じゼロ歳児を抱えて。 今や子育てと並行して英語塾を営んでいる彼女がオレに言った。 「赤澤先生に教わった【ビ~ン】と【ゴ~ン】の話や、サイモン&ガーファンクルのI will lay me downだからlayは他動詞だっていう話、今でも覚えてます」と。 それは現在完了で 「彼はアメリカに行ったことがある(あるいは行ってきたところだ)」 と 「行ってしまった(今はもうここにはいない)」 っていう使い分けの際に、 オレは紙いっぱいにヘッタクソな絵、ていうか太い矢印の図を描き、 「ビ~ン(Uターンみたいな図)って戻ってくる感じするじゃん?」と言い、 「ゴ~ン(野太い矢印みたいで鐘を突くイメージの図)って、行きっ放しな感じするじゃん?」といずれも全てただの感覚的な話(笑)のことだった。 S&Gの「明日に架ける橋」のサビで出てくるlayはwill(助動詞)の後なんだから必ず原型で、「僕が(橋のようになって)身を投げかけてあげよう」とmeを目的語に取るから他動詞のほうの原型っていうくだり。 ※lie-lay-lain(自動詞「横たわる」)とlay-laid-laid(他動詞「横たえる」)の共通する【lay】がどっちかで悩ませる問題が多いことへの対策の話。 とかそのへんを未だに覚えててくれて、 しかも今や英語の塾やってるってんだから感慨深い限りだよ。 時は同じくして、オレの講師初日、先輩講師に教えられながら受け答えしてるやはり小学生の女子がなんとも「これぞ子供の可愛さ!」って感じの子で、 喋り方がゆっくりで喋ってる内容がまたなんだか可愛いかった。 「こういう子供たちばっかりの生徒ならオレ子供好きになるかも(ぶっちゃけ就任当時どっちかっていうと子供、とりわけ小さい子は苦手だった)」って思った。 あれから四半世紀たちあの日の「これぞ子供の可愛さ少女」が本日珈琲文明に来てくれた。 保育士になった話を聞いてあまりに似合いすぎでおかしいくらいだった。 さらにその彼女の弟であるこれまたなんだか 「そんなにいいヤツで大丈夫なのか?」な少年もまた 仕事中にもかかわらず(今や会社の重役だからいいのだ)、急遽店に駆けつけてくれた。 みんな確かに大人っぽくはなってるんだが、喋り方とかキャラとか空気感とかまるで変わらない。 聞けばこの天才少女も高校時代は不良デビュー(笑)して堕落した話とか聞いたり(それでJ智大入ったってんだからやっぱただもんじゃないんだが)して、 それぞれがもちろんいろいろあって、地球二週半くらいしてからまた元に戻って今日こうして集まった感じかな(オレもそうだし)。
by coffeebunmei
| 2017-01-06 20:30
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