新聞でかぐや姫の「神田川」の歌詞「あなたのやさしさが怖かった」のくだりで、
こうせつさんは「愛する二人の幸せの先には破局の予感がある。だから愛されるのが怖いのだろう」と考え、歌っていたとのことで、
うん、普通に考えてそうだし、そういうつもりでオレも聴いてたもんだった。
しかし、作詞をしたご本人、喜多條忠さんの思いは、
「物書きを目指していた僕は、傷つき、戦い、挫折する中でしか良いものは書けないと思った。だから彼女の優しさに埋没してしまうようなら、何も書けなくなる。
それが怖かったのです」とあり、興味深かった。
興味深いっていうか、今自分の現況に照らしてチョット頭をパコーンとスリッパかなんかで叩かれた感じがした。
超リア充&ハピエストを自覚してる昨今のオレ。
この喜多條さんが言うような中でしか良いものは書けないとは思わないが、
でも、ひたすらに幸せランラランの中だけでもそりゃ物事はクリエイト出来ないよな、
とちょっと冷水を浴びせられ目が覚めた気分だった。
ていうか単純にオレは最近ちょっとボ~っとしてる気がして、
創作脳とそれは一線を画すものであるような気がしたもんで、
そろそろ少しピリっと(音楽的な面でね)します。