
関西に「肉ね~さん」といえば知らぬ人はいない(いやそれは言い過ぎた)ほどの、
肉に特化して味や店の知識に豊富な人が実は中学の同級生にいる。
普段はOLでちゃんと仕事をしてるというのもまた外部のしがらみや癒着のない、
中立的立場で自由にものが言える分、信ぴょう性にも長け、
関西界隈でひっぱりだこなのも納得である。
そんな彼女に今回「美味しくて、そこまで超有名店でもなく、値段もリーズナブルな穴場的な店教えて」という一般人欲望丸出しの質問をしたところ、
しのごの言わずに的確に教えてもらったお店があって、
そこに言ってみた。
ベタな表現だけど、
ほっぺたが落ちるかと思った。
ランチ価格とはいえ、クオリティに照らして確かに0がひとつ違うレベルの価格。
穴場とはいえもちろん混んでたし、これまた今後の自分にとっても貴重な聖域を確保する意味でもここで教えてたまるもんですか(笑)。
会計の時に「肉ね~さんの同級生なんです」って言っただけですぐに伝わるほどやはり彼女は通じていて、
オレが「オススメの店を訊いたら、何百何千あるかしらない彼女の選択肢の中からピンポイントでただひとつこの店の名前が出てきたので迷わず横浜から来ました」
と言った時のお店の人の嬉しそうな顔ね(そりゃそうだと思うよ)。
今回のグルメレポには番外編が二つある。
夜の同級生との呑み会の二次会で、これまたオレの強い要望に応えて連れていってもらって食べた「サンボアのカレー」。
中学当時既に何人も食べていて、オレの場合、兄がよく食べてた話も聞いてた。
結局食べたことがなかったオレは長い間気になってしょうがなかった。
その当時の味のまま復刻版として出しているらしい店のそれを食べてみた。
それを食す人はたいてい当時を懐かしむ意味で食べるからもう美味いも不味いもなく、
スーパーエキセントリックノスタルジーに浸れるわけだ。
そういう下地も何もないオレの感想は・・・
ちゃんと辛いっていう部分は嫌いじゃなかった。
一切の事前情報も無しにあれを食べてたら、
まぁ確かにまずは「ん?」のあと心の中で「え?お、おい!」
ってなる気は確かにする(笑)。
そして一夜明けて、今日は西宮北口のウォーキングディクショナリーと呼ばれる(勝手にオレが呼んでいる)友人が連れてってくれたのが、個人店のうどん屋の「カツ丼」。
そう、「うどん屋」のカツ丼。
直球の味が美味しく、もちろんさらにうどんもいっときました。
たぶんオレ、関西に住んでたら今より5キロは太ってるな。
ご馳走様でした~!
