
「男性でギターの弾き語りで単独アーティストのつわもの」っていうのはひょっとしたらスーマーさん以来なのかもしれない。その他の楽器の人や朗読、紙芝居、等になるととにかくオレの中での好みの感性を頼りにするしかないのだが、「ギターの弾き語り」となるともうなんだかどうにもガチガチに鋼鉄の扉のように硬くシビアに見てしまう自分もニュートラルじゃないなと思う。
その鋼鉄の扉を粉砕したのはウルトラセブンじゃなくメジャーセブンのフワ~っとした音階光線だった。
と、ここまで書いてて例によってレポを書くのがめんどくさくなってきた(笑)。
いつも言うようにライブはやっぱその場のその時にしかないものがいっぱいあるから。
昨日テレビで椎名林檎が「これからはやっぱ【生】でしょナマ!」って言ってて拍手を送った。
バリバリに打ち込み宅録が出来て、なんとプロツールスまで持ってる青木さんが、
ギター一本だけで楽曲表現する意味はちゃんとあるなぁって思えるライブだった。
ビージーズの「How deep is your love?」もやってくれて、終わってからオレはコード教えてもらった(笑)。
リハで「ハミングバード」やってて、お!って思ってたらリハだけだった(笑)。
オレも一人の時はよくやる「リハでやって本番でやんないパターン」。
そうそう、「ハミングバード」ってのもさ、「あのイントロ弾けます」的に自慢げに披露する弾き語りスト多いけどさ(笑)、何よりあの曲の歌メロそのものが超イイんだよ。
前回言ったオレの「いいメロのリトマス試験紙」の中にハミングバードも入れようかなぁって実はマジで思ってたってのと、なんと「アローンアゲイン」もやっぱり青木さんはカバーしてアップしてたこともあるらしく。まさにパーフェクト達成だった。
この度、音源をもらってから一年半も待ってもらって出演してくれた。
その一年半前の文明通信に青木さんはすごく感銘を受けてくれたことを覚えている。
「珈琲文明の中での音楽感」、「つわもの達の夜の意味」全てここに集約されてる。
http://www.coffeebunmei.com/1304.html
以上!
