ゴールデングラブ賞が発表されたね。ジャッジしてる5年以上の記者たちはもっと渋い決定したほうがカッコイイのにって毎年思う。だいたいがなんだかんだでその年の優勝チームから多く出てる。守備オンリーの話なんだから、下位チーム(今年の場合ヤクルトやロッテや西武)から一人も出ないっていうのは不自然だし、ここでヤクルトの○○が入ってるみたいな部分があるともっと盛り上がる、いや盛り上がりとかよりも完全中立公平なジャッジを望みたい。
そんな中で広島の菊池は本当に「アウトにした回数が一番多い」っていう数値でも表れていてこれは誰もが認めるところだろう。
菊池の特徴はポジショニングで、かなり後ろで守ってるらしい。そこライトじゃん!?ってくらい。
だから強烈な打球を飛びついてファインプレー!みたいなことはあんまりないらしい。
じゃあアウトにしやすいからみんなやればいいのにっていうと、イレギュラーバウンドとかの確率があがってやっぱり嫌がる選手が多いらしい。
この菊池のポジショニングは誰に教わるでもなく、菊池が自分でそうしたいからそうしたってことを前にテレビで言ってた。
「みんな前過ぎじゃね?もっと後ろで守ったほうが取りやすくね?」
って素直に思っただけらしい。
ドイツのスーパーゴールキーパー、ノイアーはよくペナルティエリアから出て来ることで有名で、11人目のディフェンダーとか言われてる。
これもきっとノイアーが超素直に、「ボール来てんだからエリアとか関係なくね?手使っちゃダメなだけっしょ?行くでしょ!」って思ったところが出発点だと思う。
菊池にせよノイアーにせよ、「常識を疑う」とかよりも、「このほうがいんじゃね?」って感覚に素直な人なんだと思う。
いたるところの世界にもこういうことの大切さはある。
もちろんコーヒーの世界にも思いっきりある。