成人後初のライブとなったコブシャウ@新宿祭。去年も司会だったマルチタレントの鬼塚智子さんが、前説でこの日全く事前打ち合わせはしていないのに「結成20周年を迎え~うんぬんかんぬん」なめらかに言ってて、聞けば去年オレらを見てその後YouTubeでたくさんチェックしてくれてて、この日演っていない「係長高橋」とか「前方より人来る」とかをたいそう気に入ってくれてて、こういうのは本当に嬉しく、なんと彼女はその後打ち上げにも参加してくれた。
珈琲文明のお客さんがたまたま新宿を歩いてて偶然コブシャウのリハに遭遇したり、
知人の知人(つまりオレはまだ会ったこともない人)が、
「新宿歩いてたら【スカートの中が暗くて見えない時、黒い下着だと思い込む】っていう歌(『プラス思考の人間』)が聞こえて来て頷いてた」
っていう書き込みがその知人のところにあったり、
これら二名のかたははいずれもコブシャウのライブを見ていかれたわけじゃないんだけど、
こういうのってすごく嬉しい。
これらはTwitter及びFacebookで判明したことなんだけど、
きっとその昔も、例えば「ホコ天」や「ストリート」でやってた時も大なり小なりこういうことってあったんだろうなって思う。
こういうことが起こりうるのはやはりライブハウスとかの閉鎖的空間ではまずありえないから、オレはこういう他流試合的ライブも大好きだ。
間もなくデビューするっていうアイドルユニットが出たり、
普通にプロミュージシャンが出たり、
津軽三味線の日本一の人が出たり(歴代の日本一の二人が同時に、あたりまえだけどリズム隊無しの中、完全ユニゾンでやったのがもうカッコ良すぎた)、
新宿区長さんが来たり、もう見ごたえ十分だった。
コブシャウは出番前に屋台でまず呑んだ。
メンバー一人500円くらいを目処に勝手にツマミを買って持ち寄る作戦で、オレはチョットはり込んで800円のサーロインステーキ。
この日の夜に向こう3年分くらいのステーキをご馳走にになるとはこの時誰も知らない。
それはそうと、この日、我が子が生まれて初めてのコブシャウ観戦。
写真だとあたかもじっと見てるかのようだが、
基本意味不明な踊りをし、かつ基本コブシャウの方をあんまり見てないからね(笑)。
「生まれて初めてコブシャウを見る」歴史的な瞬間!ってそりゃそうなんだけど、
思えば、この日ここにいたフラ~っと通りかかった人、
新宿全域に轟わたって聞くともなく聞こえた「生まれて初めてコブシャウを聞いた人」っていうのは何万人もいたんだよな。
これからも新たな出会いを楽しみにしてます。
成人になったコブシャウより。