椎名林檎の「NIPPON」。W杯のNHKテーマソング。
出す楽曲ごとに七変化する作風にいつも感服してると、
何やら今回のこの曲が、やれ「右翼的だ」とか「特攻の時代がなんちゃら」とか言われてるらしいじゃん?
なんだかもう、苦笑するしかないんだが、歌詞だけがネット上とかに上がってたりして、
それをまともに論じたりしてる暇人は暇なんだから暇ついでに曲もぜひ一緒に聴いてみるのと、さらに曲を作る側になってみて作ってみるといいけどきっと作れないで終わるんだろうな。
断言してもいいと思うんだけど、椎名林檎は作詞の際、
(いい意味で)何も考えていない(はず)。
曲先による言葉をはめ込む言葉遊びのようなものを楽しんでるだけ。
奥田民夫とかもそうだと思うんだけど、言葉遊びのセンスがハンパない。
韻を踏んでるとかそんなことじゃなくて、もっと適当で(笑)、
それでいて結局出来上がった内容もいい。「いい」っていうかなんていうか、
とにかくオレは好みだ。
詞だけじゃなく、曲からジャンルから全体コンセプトから色々と七変化させるシンガーソングライターって、今日本の中でパ~っと思い浮かべるに椎名林檎しかいない気がする。
海外だとビリージョエルとかかな。
バンドだと断然ビージーズ。
あとはまぁやっぱビートルズかな。
あ、ジョンもポールもそれぞれ単体でもそうだな。
そう考えるとやっぱビートルズすごいな。