お向かい小龍包の高梨さんと呑んでる間に高梨沙羅のジャンプが終わってたり、気づいたらいろいろ終わってたってことは実はオレ自身そんなに五輪を重く考えていないのかなって思ってた。W杯やWBCなら絶対にありえないもんなそんなこと。でも多くの国民が感動したと同じく真央ちゃんに感動した。変な話、真央ちゃんが金メダルだったらここまでの感覚になってないだろうってのはトリノ(荒川静香の金)より感動したことからも明らかだ。
エキシビジョンでキムヨナの曲が「イマジン」だったのもジーンときた。
判定に文句言ってる一部の韓国人はこの歌を選んだキムヨナの爪の垢煎じなくていいから滑ったあとの氷のしぶきでもかかってればいいと思う。
あと思ったんだけど、夏季に比べて、団体系が多いのか、なんだか各種目の結束とか、チームも超えて他国との交流とかも冬季のほうが多いのかなと今回いまさらそう思った。
ネット上であがってた「フィギュア選手らの変顔写真」とかこっちは涙出てくるし。
思えば前回のW杯岡田ジャパンの最後の会見で、「今野がしたトゥーリオのモノマネ」でオレは号泣したもんな。
「男塾」とか「押忍空手部」みたいな、敵同士が最後は仲間になってるみたいな、
そう、なんかひとつの漫画を見ているような面白さだった。
今までは2000年シドニーの夏季五輪(キューちゃんが金の時)が生涯二番目に好きな五輪だったけど、その座がソチと入れ替わった。
このまま「え?一番は?」って明かさずに終わるのもまた一興なんだが、
訊かれんでも答えるわい。生涯の五輪NO1は「札幌五輪」さ。
幼すぎて、選手も「カサヤ」しか覚えてないけど、当時オレは札幌に住んでたわけで、
何より「虹と雪のバラード」が今でも世界一好きな曲なんだからこればっかりはどうしようもない。今度の東京五輪だろうがこの順位はピクリとも動かない。