昨日お知らせした「mirea」ウェブ版で「夢って、自分が考えている以上に柔軟で、色んなかたちでかなえていけるものなんだな」と書いてもらった。
ここでは「第四金曜弾き語り」のことを指してるんだと思う。そしてそれは正しい。
しかし、ふと思った。この「つわもの達の夜」というイベントも自分の中での理想、つまり夢の実現だなぁと思った。
オレの中での音楽活動の喜びとは「身内や友人知人じゃない人の前で己の作品を発表、または自分がとても気に入っている楽曲のカバーを伝達(啓蒙といったらエラそうだが)する」ということであり、これは「つわもの」にもそっくり当てはまる。
願わくば過去の自分にもこういう場があってほしかったなぁとか思ったりするほどに自画自賛のイベント、そしてそれは自己実現でもある。
ババカヲルコさんのライブレポをここに言葉を尽くして書いても、とにかく実際に見ないことにはこういうのは伝わらない。
例えばオレは自分の作風(?)としては
「初めて聞いた人にすぐに理解出来て、意味は聴き手のイマジネーションにゆだねるなんてことはしたくなく(笑)、まぁその世界での風景や色等はそれぞれにイメージしてもらいたいんだが、言いたいこと、論点は原則一個。勝手に一人歩きさせてたまるか(笑)」
なんだが、それをいうならババカヲルコさん(※写真)の作風はオレの対局。
そしてこういう系は基本あんまり好きじゃないはずなんだけど、なんで持って行かれるのか、ひとつわかった。
歌の中に「リボンシトロン」が出てきた。こういうところかな(わかんねぇつうの!)。
例えば懐古的郷愁的アイテムとして、プラッシーでもミリンダでもセブンアップでもなく、
リボンシトロンであることはもう個人の感覚というか感性で、そういう感覚がオレの波長にも合うってことで・・・。
言いたいことの超部分的、超ミクロの部分なんだけどさ、別にいいっしょレポは(突然投げやりになる)。やっぱこういうのは見ないことには聴かないことには、だよ。
ともあれこういうライブに、文明のお客さんが中学生の息子を連れて見に来たり、
チャージ無料だしフラっと見てっかみたいな人もいたり、
満席で立ち見が出る店内で完全ワンマン(ワンマンといえどゲストが入ったりっていうパターンもこれまでは多かった)、彼女が終始(1部と2部の2ステージ)一人でやりきったところや、「私はこうです」全開のところが本当に清々しかった。
音楽があると人生は楽しい。ライブをやるともっと楽しい。
あ、今週金曜は第四金曜です。