
「孤独のグルメseason3」始まりましたね。
決まった時間に決まった番組見るってことがほとんどないもんで、
一週間のお楽しみが増えて嬉しい。
夕べの一話にしてももはや水戸黄門的芸風の域まで入ってきたっていうか、
でも毎回店は変わっていくわけで、切り口のバリエーションも実は多い。
原作の他に久住さんが手がける音楽は全く新たなものだったり原曲をセルフカバーならぬセルフパロディっぽくキーやアレンジが変わってたり、
古典、スタンダードの領域になりつつも自由な遊び心はそこかしこにある。
そうそう、ブルースセッションとか
マントショーを含むJBのライブみたいな番組だなあれは。
もともとずっと好きだった番組に珈琲文明が舞台になったっていうことが今でも信じられないっていうか、「この番組にうちが出たんだ」っていうことをつい忘れてる感覚で見ている気がする。久住さんにしても「原作者の人なんだ(そりゃそうだけど)」と思って見てる。
そういえばseason2のDVDボックスの特典映像に久住さんとオレの対談(ってほどのもんじゃないか)&「久住さん地獄のカレーパンに悶絶ギブアップ」という、本編では使われなかった映像が収録されています。最近これをツタヤで借りて見たから来たっていうお客さんもいらっしゃったなぁ。
表紙になってた「TV Bros」も買って読んだ。その中で「ブロスが勝手ながら選んだ、いいじゃないか、な街」のランキング1位に「横浜市白楽」がなっててテンションあがった。
「昭和だ、昭和が絶滅せずに生き延びて子孫を残している」
っていう名言も紹介されていて、本当にこれは商店街全体に向けての名キャッチコピーだと思う。
そして、さらに五郎氏がキョトンとしながら珈琲文明入って来て、天井を見上げ、
「ここは昭和ではない。平成モダンだ!」とか、
ド最後のシーンのセリフで「俺はスペシャルティ五郎だ!」って言ってくれたりもうね、
密かに自分の腹の中に持つ金字塔な出来事だったのは間違いない。
水曜深夜23時58分からテレビ東京系列にて放映中。
「絶対面白いから!」なんて絶対に言えない(笑)、そんな超オススメ番組です。