先日のW杯予選後の渋谷DJポリスの話を聞いて思い出したことがある。
大学時代に矢沢永吉武道館ライブの警備員のバイトやった時のこと。
既に開場前から周辺の北の丸公園内で「永心会山梨支部」とか全国津々浦々からバイクが集結して永ちゃんコールヒートアップ。
オレが大学の頃だから、既に永ちゃんは「つっぱり、リーゼント」みたいなギラギラ風情でもなくなっていた。
ちょうど「止まらないha~ha」くらいの頃。
それでもやっぱりなんだか警備体制が異様だった。
これがキャロル時代やソロになってのアルバム「ゴールドラッシュ」の頃だったらどうなってんだろう。
当時のライブ映像では見たことある、ライブの最中にお客さん同士が喧嘩を始めて、永ちゃんが「ちょっと照明あの辺照らして!みんな楽しみに来てんだから楽しくやろうよヨロシク!」みたいな呼びかけがあり、すぐに鎮静化。スゲェ~!っての見たことある。
さてこの日、バイトスタッフのチーフみたいな人による異例の注意&アドバイスがあった。
それは、「何かあったら、とにかく【それは永ちゃんが喜びませんから。永ちゃんのためにやめましょう】をひたすら貫きとおせ」
とのことだった。
開演直前。オレはかなり前列の鉄柵を持ってる係で、
合図と共に鉄柵を下におろした時にコワモテ兄ちゃんの足の上に鉄柵(つっても本当の鉄じゃない、もう少し軽いもの)をおろしてしまい、その兄ちゃんがギロっとオレを睨んで、絶体絶命の瞬間に照明が消え、
まさに開演。
大歓声と共にその兄ちゃんも完全にライブにヒートアップ。オレは救われた。
関係ないけど、最近商店街の有線で何故か「YES MY LOVE」がよく流れてるんだけど、流行ってんの?
誰かのカバーじゃなく完全に永ちゃんによるもので、
なおかつセルフカバーで今の永ちゃんがっていうんじゃなく、
約30年前のあの「YES MY LOVE」そのまんまなんだけど、どういうこと?
いや、全然いい、っつうかとてもいいよ。