今年の「メディア露出等がなく一か月毎日最低オール30人以上」という目標にいきなり肉薄しつつ1日だけダメだった今月。一週間くらい前だったか、こんなお客さんが来た。
「ここはジャズが流れているお店でしたっけ?」と年配の女性が来店された。
聴けば、亡くなった旦那様とかつて来た店が確か六角橋の路地裏にあってジャズが流れていた、という説明からオレはすぐにそこがかつての「アミーゴ」さんであるとわかったんで、「そこは『アミーゴ』といいまして、今はそこの建物そのものが無くなってしまいましたが、アミーゴさんは『白楽10・10(テンテン)』という名前でちゃんと存続しており場所が移転して、ああ行ってこう行って、とにかく駅のすぐそばにあるのでぜひ行ってみてください」と言うと、
「でもなんだか悪いし・・・」とそのかたはおっしゃって、
「そんな、旦那さまとの思い出巡りなんて素敵な話なんですからぜひとも行ってください」と結構強く言ったものの、とりあえず「今日のところはこちらで」となった。
「アミーゴ(現白楽10・10)」さんはオレがここに来てまだ何日もたっていない時にお邪魔したお店で、店主のママさんがすごく感じのいい人なのを知っているオレは、
きっとこういう理由でまた訪れたと知ったらあのママさん大歓迎してくれるだろうなぁと勝手にワクワクした。
その人は東神奈川にお住まいで、反町の「キャメル」さんのこともよく知っており、
「キャメルさんとうちは共通のお客さんが多いんですよ」とか、「【ぶらり途中下車の旅】にうちが出た時は東神奈川の特集の日でうちはあたかも東神奈川から歩いてすぐかのように映ってて、東神奈川から電話の問い合わせがすごかったんですよ」とかいろいろと盛り上がり、帰り際に「ぜひ10・10さんの場所だけでも確認して帰ってくださいね」とオレはダメ押しした。
この日、うちは一日妙に閑散とした日で、人数はジャスト30人だった。
この人が来なければ29人で終わっていた。
とこれでパーフェクト達成ならばいい話だが、今月、これと関係ないなんでもない日で一日だけ30人を切った日が既にあったんで達成ならずというのと、そもそも今月は21日しか営業してないんで規定打席に達してもいない。
まぁ1安打完封っつうことでひとつ。
思えば今月、初めていらっしゃるお客さんも随分といた。
心当たりと言えばクレイジーケンバンドのギターの人がブログで書いてくれたことがあるけど、やっぱりこういうのってデカいのかな。
さて、先ほどの女性のお客さま、三日くらい前に再びうちにいらしていただけた。
今度は間違いではなく狙って来ていただけた。こういうのが嬉しいよね。