思えばこの20年間毎週木曜の楽しみのひとつだったのが「バキ」。
とうとう今日が最終回だった。正直いっつも立ち読みのみだったけど、
今日はチャンピオン買っちゃったよ。
ピクルの時もピクルが圧勝だったように、
今回もオーガの圧勝なのに、なんだか「両者勝者」みたいな結末。
まぁ勝敗はいいとして、なんだろ、きっとオレが勝手にハードル上げすぎて
前代未聞の結末、たとえば、
「梢(こずえ)が二人を撃って、二人は死なないまでも、瀕死で、
徳川さんじゃなく梢が『勝負あり!』って叫ぶ」
とかそういう、ええ~!?っていう最後を期待し過ぎてたよ。
でもね、とにかくいろいろひっくるめても最高の格闘漫画だったな。
ピクルが出てくるまでのひとつづきず~っとひたすらに面白かったもんな。
これだけでもすごいことだよ。ピクルまではひたすらにアッパーだったもん。
全く失速してなかったもん。
ジャックハンマーにフロントネックロック(渋い)で勝利以降次の死刑囚シンクロニシティシリーズなんて超面白(ベストバウトは花山vsなんだっけ、忘れたけど実は老人だったやつ)かったし、
烈がいる中国との団体戦も、オリバとの一戦の前のゲバルのキャラ立ても、そしてオリバ戦も。
そしてこれ以上高みのバウトはないだろうと思ってたところにピクル登場は感心感動だったもんだよ。
たとえば「北斗の拳」だとどうしても「ラオウ」でいったんピークを迎えてしまってて、
その後もやはりラオウを引きずり続けてるじゃん?いや、まぁそれでも結局面白かったけどさ。
「男塾」の最後なんてもうグズグズだし(笑)、他にも途中で失速するのが多い中、
ピクルまではひたすら上昇ムードなんだもん。脅威的だよ。ありがとう板垣先生。
やっぱりあれかな、オレの中では史上最高傑作の最終回は「スラムダンク」で、
あれを超えるものは出てこないかのかもしれないなぁ・・・