「トイレでかかっている曲はお知り合いの曲ですか?」
と言われたときは嬉々として説明させてもらったけど、
カウンターに座っていた女性のお客さん同士ん会話で、
「確かに9年間幼なじみの支配下にあった人の曲だったよ。歌ってる人の声はまったりしてるんだけど『支配下』だよ?」
ってのが聞こえたりもしたけど割って入っていくわけにも行かず(笑)。
オレは小学校3つ、中学校2つと転校が多かったんで、実体験ではこういうことはなかったんだけど、引っ越し先がだいたい父親の社宅だったもんで、
同じ社宅に同級生がだいたいいた。
そしてとりあえず会社ぐるみ、親ぐるみってこともあり、
仲良くするしかない環境下にあった。
今思い当たる人物が小・中それぞれ一人ずついる。
どっちも悪い奴じゃないし、いじめられた覚えもないし、いじめた覚えもない。
でもなんちゅうかなぁ、なんのしがらみもなく、普通に同じクラスになってたら
けっして同じグループには属さないタイプだったなぁ。
ザックリ言うとオレは当時体育会系で相手は思いっきり帰宅系(?なんだこのくくり)。
変に共通項が多くなくてよかったのかもしれないな。
前職の学習塾大月教室時代、一つの町に幼稚園、小、中と一つしか存在せず、
クラスも一つでしかもそのクラスも男女合わせて10人くらいっていう規模のところがあって、そこの中学生の女の子が不登校になってしまってうちの塾に来たことがあった。
入会面談でオレが「高校は待望の別世界。外に出よう。これからの人生のほうがず~っと長い。超楽しみじゃん?」っていうとその子の表情も緩んだ。
今や成人も過ぎた計算になるあの子は楽しい人生おくってるだろうか。