エッタジェイムスが亡くなった。
物凄い驚いた。というのもまさに昨日、永井ホトケさんの日記を久しぶりに見て、
最新のところがエッタジェイムスのアルバムについてだった。
http://www.hotoke-blues.com/mynotes/index.html
ほんと、まさに昨日読んで、色んなことを考えていただけに驚いた。
大学一年のときにオレが永井ホトケさんに初めて会ったとき、
つまり初めてウエストロードを見た時、
全般を占めるブルース大車輪にじわじわとヤラレたのもあるが、
何より「I’d rather go blind」という、コード進行もブルース進行じゃない
ソウルバラードがあって、この一曲に一撃でKOされた。
それ以来オレはホトケさんをそれこそ昨日書いたばっかだけど、
バンドボーカル、バンドマンとしての拠りどころとして音楽を続けている。
この一撃必殺だった楽曲「I’d rather go blind」の原曲歌手がエッタジェイムス。
ジャニスが敬愛してやまなかったシンガーでもある。
以来ホトケさんのライブに何度行ったか数え切れないが、
何故か「I’d rather go blind」だけはウエストロードのときしかやらないのをオレは気付いている。何かわけがあるんだろうか。
そしてウエストロードはシンちゃんが亡くなって以降はもはやウエストロード名義では有り得なくなってるので、今後この曲をホトケさんが歌うのを聴くことが出来るんだろうか、とかを昨日まさに思っていたところなのだ。
「I’d rather go blind」を唄ってるときのホトケさんはちょっと神がかっていて、
神なんだかホトケなんだかわからん状態になる。
この曲だけでも果たして何回Babyという語句が出てくるか。
60年唄い続けたエッタジェイムス、彼女が生涯に発したBABYの回数はキヨシローさえも超えられまい。ご冥福をお祈りします。合掌。