今週金曜にひかえた10年に一度の名曲集を脳内編集するにあたって
西城ヒデキのコピーに入り、今更気付いたことがある。
ヒデキはキーが低い(笑)。
古今東西、「アイドル」呼ばわりされた歌手の中で唯一「ロック」を唄えるシンガーが西城ヒデキだ、と勝手に決め付けている。
キーは低いのになぜかブワ~ンボワ~ンパ~ンスコ~ン!ときてる。
ドラムやベースの爆音にも負けずバキっと声が抜けてる。
昔の歌謡曲って口パクじゃなくマジだったし、
バックバンドも無駄にホーンやストリングスやら大人数のダン池田とニューブリードなのに、揺るぎ無くそこにヒデキの声がある。
「ナイトゲーム」なんかにしても、本家グラハムボネットほどのハイトーンヴォイスならそりゃアンプがマーシャルだろうが
ドラムがコージーパウエルだろうが抜けてくるのはわかるが、
ヒデキも同じように抜けてくる。摩訶不思議のミラクルボイスだ。
70年代、それこそ10年に一人のロックボーカリストの5人くらいの中には入ると思う(5人かい、、)。
ちなみに80年代の10年に一人のヴォーカリスト(ロックに限定せずだが)の5人(笑)の中には松田聖子が入る。もちろん全部これ独断ね。
こんな素晴らしいシンガーがしかも名曲を歌うなんて、
当時のファンはさぞかし失神したんだろうなぁ・・