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今回、表版では「カフェの学校で学んだこと」を書いた。 少し(いやかなり!?)嫌味っぽく書いた気もするが、 こっちでは例によってもっと深い、本音丸出しな感じでいきたい。 あ、くれぐれも、「通ってみてよかった」ことには違いないし、 先生も良い人だったし、感謝しているということは釘刺しておく。 全部が全部とは言わないが、お金を払うこういった各種専修学校、 塾、習い事系のところでは、本質からズレたことをあたかも重要なことかのように説くことがあって、そこはもちろん利益を出していかねばならないわけだから超合理的効率的超速能率的なことをやったりした日にゃ売上が下がるという事実をはらんでいて、 塾時代のことを思い起こせば自分だってこのジレンマをかかえ働いてもいた。 ていうか、オレが通ったカフェの学校みたいな「大人が完全自由意志で通う学校」なんつう所ではそんなことは(大人の)生徒側が把握し、見透かした上でなおかつ波風立てずに受講すればいい。文句あんなら行かなきゃいい。 さて、「サイフォン」がテーマの時間のこと。攪拌(ロート内でお湯とコーヒー粉を混ぜる行為)のくだりで、「お花を描くように、小さな円をかいていくように(幼児がひまわりの絵描くときみたいな)してください」と教えられた。 ハンドドリップの時の「の」の字のような、「決まりごと」を作りたかったんだろうけど、 攪拌の意義とか本質っていうのは「均等に粉がお湯に浸される」ことなのだから、 それが達成するならばお花だろうが「の」の字だろうがなんでもいい。 あ、実はハンドドリップの時じゃなく、サイフォンの攪拌の時こそ「の」の字は実は効果的で、単に円を描くよりも縦の動きで切るようにするほうが手早く混ざる。 「の」の字の縦の線の部分のことね。 そういえば前にデビッド伊東さん(タレントかつラーメン屋経営者)がお店に来たときに、彼はその昔喫茶店でバイトしたことがあるらしく、しかもサイフォンで、攪拌という言葉は知らなかったようだけど、「十字を切るんですよね」という表現をしてたけど、実はこっちのほうが攪拌の本質をついていると思う。 繰り返しになるが 「攪拌」=「均等に(しかも手早く)混ぜる」 だけの話で目的はそれ以上でも以下でもない。 ハンドドリップでいえば「お湯を細くゆっくり淹れるとこってりして、太くザ~っと淹れるとサッパリする」っていう「事実」が全てでそれ以上でも以下でもない。 あとは各個人が好みに応じて、「細く」っていってもどのくらいの細さなのかとかをひたすらに試行錯誤して決めていけばええがな、とオレは思う。 それをあたかも「花を描く」ことに哲学的な(!?)珈琲道!みたいな風にしてなんだか先生も受講生も悦に入ってるみたいな部分がオレには耐え難い、いや、全然耐えるか、耐えたな余裕で。文句言ってる場合じゃない。大人なんだから(笑)。 ただこの教えそのものが根も葉もない悪質な例もあるからそういうのを感じとったらこっちだって黙っちゃおけない。この学校は全然問題なく善良なところだったけど、 例えば店舗内装の最初に考えてたデザイン会社はもうどうしようもなかった。 何がどうどうしようもないのかは割愛(もし興味のある人はこちら→ http://blog.goo.ne.jp/coffeebunmei/e/7798b35fdbaea920d3ce2a34a6af551e ~設計・内装のドタバタ劇~を参照してくだされ)するけど、 顧客側の無知をいいことに超インチキな会社もあって、まぁこれは学校とかじゃないけど、 世の中こういう業者も多いからね。 何が言いたいかっていうと、学校にせよ業者にせよ、こっちがイマイチ疎い分野の場であればあるほど、相手は難しく、複雑に、モノを言ってくることが多いので、そんなときはアホみたいにシンプルに物事の本質だけを見据えてそこをブレないようにしないと、ってことでした。
by coffeebunmei
| 2011-11-06 20:28
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