夕べは時間短縮の意味も込め、ジョギングではなく、
無駄に大きく遠回りをしながら超早歩きで帰った。
そう、かなり速く、ジョギングっぽい格好してるわけでもなく、いたって普段着で、
なんだか切迫したように歩く姿は異様にも映ったことだろう。
そんな時に突然一人の男と合流。その男もやたら速い。走る一歩手前。
そしてオレと方向が同じ。男はスーツ。これまた異様。
もともと歩くのが速い人なんだろうか。
いや意識的じゃないととてもじゃないが速すぎると思うぞ。
「強歩」のつもりはあっても「競歩」のつもりはない。
もちろん相手側の男もそう。
でも同じような速度で同じ方向。やや向こうが先行してるんだけど、
いっこうにその差は縮まらない。はたから見てると二人とも速すぎる・・
「走ってはいけない鬼ごっこ」をやってると思われなくもなくもないこともないないそれはない。
オレはジョギングの代わりとしてやってるわけで、
これ以上スローダウンすることは出来ない。頑張ってんだオレだって。
でも向こうもそうなのかもしれない。
「スポーツジムに通ってるのに、今日は残業で行けなかったからせめて帰り道だけでも歩こう」
っていうたいした心意気なのかもしれない。
差が縮まらないことに男は疑問を感じていたことだろう。
いっそ走って抜き去ってあげたほうがいいのか、
いや、別に競うつもりはありませんよ、という意思表示のためには
こっちがスローダウンするのが紳士的なのはわかってる。
でも途中の100円ローソンに用があるんで、そこでお別れだ。
でも彼も同じく入店したら・・ていうか彼が先に入って、オレも入ったら
いよいよ怪しい。オレのほうが怪しい。
彼は、入らなかった。そこで彼との関係は終止符。
コブシャウの初期の「迷」曲に「男の戦い」(※バスのブザーをどっちが押すかのガチバトル)に次ぐ、パートⅡ!?
いやいやオレは競うつもりは毛頭なかった。
そしてアイツも・・
こんなこと書いてないで、「裏・文明通信」書けよって話だよな。
出来たら今夜にでも書くつもりは十分にある所存です。