昨日の休みはチャリに乗らなかった。DVDとCD借りた。
何かしらROCK然としたライブビデオが見たかったので物色してたら、
妻が今日はこんな感じでどう?と「つみきのいえ(でよかったっけか?アカデミー賞かなんかで評価高かったやつ)」となんと「おっぱいバレー」持ってきた!(笑)。
なんでやねん、別にいいけど、いやむしろすごくいいけど(笑)。即決。
そんで見たさ「おっぱいバレー」。街の様子がレトロで場末感満載なのがいいなぁ、
って思ってたら時は1979年の中学生。ドンピシャ俺のリアルタイムじゃん!
レトロでも場末でもなんでもない、当時の俺の現実だった・・
何より挿入歌が超ザ・ベストテンラインナップ。中には永井龍雲の「標ない旅」とか渋めのところもあって、キュンと来たなぁ。
音楽は確かにリアルタイムなのは間違いないんだが、どうなんだろ、町並みとかは本当にあんなレトロだったんだろうか、映画の舞台は北九州のどっか(海が見えて坂道でってだけでもう最高のロケーション)で、地方なのは間違いないんだが、
かといって俺の当時は西宮で、全然都会ってほどでもなく(今年行った時はかなりの都会になってたけど)、やっぱりそんな大差ないはずなのに。ってことはやっぱ当時はああいう町並みであり、空気感だったんだなぁ・・30年はやっぱ昔か・・
あ、映画の中身は普通に面白かったよ。
「つみきのいえ」はまだ見てなくて、その後「ミッシェルガンエレファント」の映画を見た。映画って言っても、ほとんどライブ映像なんだけど、それがまたいいのさ。
今日本人のロックボーカリストの中で、演奏がどんな爆音、音圧だろうと負けずに抜けてくる、「立ってるVO」ってそう多くなくて、有名どころだとB’zの稲葉とか甲本ヒロトとかサンボマスターのVOとかがそうだとは思うんだけど、その中でもひときわ「立ってる」二大巨頭が俺にとってはミッシェルのチバユウスケとエレカシの宮本の二人。
奇しくも二人ともエレファントつながりだ。二大巨象。
藤川やクルーンが全球150km代ストレートで9回全部投げるみたいな破壊力で、
これぞロックVO。中でもチバユウスケの場合は声そのものにディストーションかかってる。これぞロックVO。
バンドの世界感としては、ドクターフィールグッドみたいなパブロック好きにはたまんないっていうか、ミッシェルのメンバーもきっと好んで聴いてたんだと思うけど、
チバユウスケのVOは完全にウィルコジョンソンを凌いでると思うし、
チバユウスケによって、パブロックっていうより、ドームや野音クラスにも似合うサウンドになってる。実際、映画のシーンは横浜アリーナみたいなとこで人もわんさかいたし。
ミッシェルの中で一番好きな曲はなんだかんだいって「世界の終わり」かな。
実はあんまりたくさん知ってるほうじゃないんだけど、あとは昨日見てた中で「エレクトリックサーカス(!?わかんないけど、サビでそう言ってた気がする)」っていうのも良かった。
つまりシンプルな3コード系っていうより、コード進行メロディアス系で歌詞も叙情的っつうか、ちょいと胸キュンなやつ、それをあのサウンド&VOでっていうのが好き。
あ、文明通信出来ました。