昨日ロックの日は水曜で、しかもスガシカオが神奈川県民ホールでライブとなりゃ行くしかないやろってことで行った。
ファンク色強くて、スタイリッシュで洗練されたイメージかもしれないが、
新しい試みを繰り返し、転がり続けてるところはまさにロッカーだね。
なんでもデビュー作からず~っとパーフェクトでアルバムチャートベスト10入りしてるという日本記録を更新中だとか。実はムチャクチャ売れてるってことだね。
いやもうマジでね、彼のアルバムはいいんだよ。
かなりマニアックなことやってたりもするんだけど、
こうして実はメチャクチャ売れてるってことは日本のミュージックシーンも明るいってもんだとあらためて思ったさ。
お客さんの95%以上は女性で、
そのうちの99・9%の人はP-FUNKもトラブルファンクもオハイオプレイヤーズも聴いたことないはず(まぁでもファンの人が彼のバックグラウンドにある音楽を後追いで聴きこんでるってことは十分に考えられるけどね)で、
現時点での彼の最新シングルの「サヨナラホームラン」への導入部として、
昨日のライブで、チャックブラウンのGOGOに出てくるキメの部分とかあって、
そういうとこで大勢が盛り上がってる瞬間がなんか不思議でもあり、
もちろん嬉しくて楽しい気分になった。
プリンスやトラブルファンクのライブでよくある手拍子の倍打ちっていうのかな?、
なんつうの、通常の手拍子って2拍4拍のタイミング(和風の宴会の席とかだと1拍3拍のアタマ打ちになる・笑)でたたくけど、
それが1,2,3,4、拍のしかもそのウラも全部たたくやつ(わかるこの説明で?)、
をやってたりして、これまた嬉しくて楽しいじゃんかよ。
俺が大学時代以降ずっと聴きこんできた一連のブラックミュージックの特に好きな部分と、
スガシカオがやはりかつて聴きこんできたであろう数々の楽曲があまりにカブりすぎて、
昔から不思議だったけど、でもね、もしこれがただカブってるだけだったら、
ある意味スガシカオを聴く意味もないしファンにもなってないかもしれない。
スガシカオの世界感の中で俺が実は一番好きな部分っていうのは、
適度にポップで「甘酸っぱい青春系」の部分なんだよな。
もちろん彼の真骨頂とされる「粘着質アブノーマル系」な歌詞とかも大好きだけど、
「アーケード」っていう曲とか、あ、超有名どころで「夜空ノムコウ」とか、
今回のアルバムの中では「はじまりの日」とか、
あと「JUNE」って曲の世界感が大好きだ。
昨日は6月だったのに「ファンカゲリオン」って曲(これも6月の歌)があったために
「JUNE」は聴けなくて残念。
あ、関係ないけど、本日からミクシー内珈琲文明コミュに入ってる人限定の「合言葉イベント」が始まりました。
早速何人かのお客さんに言ってもらって、もうね、チョット言葉に出来ないくらい嬉しい。
「普通言わないよなぁこの人」みたいな人があのセリフ・・それを聴く快感。
そうそう、スガシカオの曲で「優等生をメチャクチャにしたい」曲(ものすごい端的に言ったらね)があって、そういうサディスティックな感じつうの?まさにそれに近い快感・・