閉店して看板とかしまおうとして、出たら、狸がいた。たぬき。タヌキ。TANUKI!
確かにね、うちの近所でも見たことあるし、この辺にはいるんだってことは知ってたさ。
でもさ、店のまん前だよ。夢でも見てんのかと思った。
しばし俺はヤツと対峙し、妙な緊張感に包まれる。
イメージよりずっとスリム。アライグマみたい。
外に出してる大きい机をしまうために扉を開けっ放しにしたもんで、
下手すると店内に入ってくる・・
そうすりゃ、そりゃメッチャ面白いけど・・
もちろん興味ありまくりだけど・・
大捕り物帳の展開には持ち込みたくなく、
そっと扉は閉め、俺は携帯カメラスタンバイ。
ヤツは向かいのお好み焼き屋に普通に入ってった(笑)。
そしてお魚くわえたドラ猫じゃなくて、
誰だかの靴を加えて出てきた。
サザエさんが追っかけてきたわけじゃなく、
お好み焼き屋のお客さんもみんな大盛り上がり。
とりあえず靴は放したヤツは空調のホースを噛んでる、
そしてそこを俺は激写!
でも動きが激しくブレまくり。残念。
あの俺とヤツのファーストインパクトをおさめたかった。
お互いに動いたら負けの達人対決みたいな時のを。
その後ヤツはむしろ大通り(仲見世じゃないメインストリートのほう)に出て、
ミスドと郵便局の間の道へ消えていった。グッドラック。
以前もね、閉店後ドアに目をやると、真っ白い、品の良さそうな猫が、
こっちを、店内を、覗いてたことがあって、
うちのドアって、少し小上がりになってるから、猫もヨイショっと一段しっかり上がったってわけで、そして店内を物色してる・・
もうメチャクチャ可愛いもんで、そ~っと俺も忍び寄ると逃げてしまった。
今後も時々こういうことってあるんだろうか、ん~、わるくない六角橋!