おかげさまで弾き語りはとてもいい感じに人が集まって、
ガラガラでは全然なく、カウンターに空席はあったものの、
テーブル席はキッチリ埋まって、
かといって相席もなく、理想的だった。
それはいいんだが、どういうわけか日中がやたら混んだ。
普段の第4金曜日なら開店後はしばらくいつものレイアウトで、
機材のセッティングも営業中にポッカリ空くひとときにやってしまうんだが、
今日はどうにも全く切れ目がなかった。
平日で60人以上入ったのは実はこの二年間で初。
俺の今のオペレーション能力で一人だと50人超えるともういっぱいいっぱい。
そんなわけで弾き語り開始直前にセッティング開始から始めた。
なんかね、こういう活動をしてると、普通のライブとかがもうそれだけで凄く恵まれてることに気付いたりする。
リハの後に何か食べに行ったり、本番直前の楽屋ではテンション高めたり、構成確認したり、実は随分とこれって恵まれてるんだなぁと・・。
いっちょまえに緊張なんつうことも出来たりね(笑)。
第4金曜弾き語りはどうにもそういう問題じゃなく、
心の準備も何も、って感じで始まってしまう。
でもね、
タイトではあるけど、これがまたたまりませんのよ。
何がどうなるかわからないスリルが満載だし、
わけもわからず入ってくるお客さんがだんだんと興味深く聴きはじめてくれたり、
これはこれでもう十分にハッピーであり、
バンドの醍醐味と一人の醍醐味、絶妙なサジ加減が最近は出来てて嬉しい。