日曜日、久々の「つわもの達の夜」。Makiko Tanakaさんの独演。
Jazzyなピアノの生演奏。
たくさんいらしてくれたお客さん達もジ~っと聴きいってました。
コステロの「She」とかはもともと大好きな曲だから良いに決まってるとして、
この日俺が一番いいなぁと思ったのは、アンコールの曲で知らない曲。
本人も気に入ってるらしく、そういう気持ち、情感みたいなものも伝わってきたし。
歴代のつわものの中に「hiro/sola」というユニットがいて、
あの時も一番いいなぁと思ったのはアンコールの「何億分の一の奇跡」(ヤバイ、タイトル自信ないかも、、笑)っていう歌だった。
本人もきっと大切にしてる曲なんだろうけど、
アンコール来なかったら聴けなかったんじゃん!!ってまた思った(笑)。
この日、最後の曲の前あたりで4名ご一行様がお帰りになった。
純粋に、電車や帰宅時刻等の問題だったらしく、申し訳なさそうに帰られたわけで、
もちろんこの人たちには何の非もなく、
俺が思ったのは、こういった本当の意味でフラっと入ってきて、
面白そうだし、無料だし、聴いていこうか、っていう人たちを前に孤独単独女性一人で一時間堂々と演奏する彼女は素晴らしいし、
これぞつわもの達の夜だって思った。
「つわもの」っていう言葉にしてはやけにムーディーなんだけどね(笑)。
開始から一年たったこの「つわもの達の夜」という企画も、
歴代のつわものさん達のおかげでハイクオリティーが維持されてるし、
アーティスト側にノルマもギャラもない代わりに、
お客さんもチャージフリー(これがなかなか無いんだなマジで)
こういう場を提供するっていうのが俺の中でもずっと夢だったわけで、
嬉しいし誇らしくもある。
これからも「つわもの」には「知名度や集客力」なんぞ度外視して、
高品質なスペシャルティアーティストだけをおとどけしよう、と
再確認した夜であった。