昨日、神大生(「じんだいせい」と読む。神奈川大学生のこと)らによって、
取材を受けた。思えば珈琲文明初の取材だ。感謝。
10月発行の神大内での情報機関誌のようなものに載るらしい。
「Style」という名前。
そうそう、スタイリッシュな大学生はきっとこの店をわかってくれるのさ。エッヘン。
いやとにかく宣伝っつうものを全くしてない中、よくぞ見つけてくれました。
サンキュー神大。
さて、取材の中で、「女性が一人でも入ってきやすいお店を目指してます」
みたいなことを言ったのを覚えているが、
お蔭様で確かに女性の一人客(年齢層は多岐にわたる)が増えてきている今日この頃、
嬉しい限りであるが、
今日気づいたことなんだが、
「男性の一人客」(これまた年齢層多岐にわたり、高校生からOVER80までいる)
も増えてきた。
これはスゴイ嬉しいことだし、かなりビックリな結果だ。
俺のイメージ的には、男性の一人客というのは、
マスターと話したり、常連のお客さん同士で話したり、
その店にいけば気が晴れる何かがあるのでは?ということから生まれるものだと
思ってた。
でも俺はカウンターのお客様にも基本的には「放っとく系」だし、
自分で言うのもなんだが、
マスター(俺)と話すことが目的で来てる人がいるとは考えにくい(笑)。
いやもちろんだんだん話が盛り上がって、
結果的にすごい長いことお客様と話してたっていうことももちろんあるんだけど。
それと、常連のお客様同士、っていう以前にまだ一ヶ月でそれは微妙だし、
ともかく俺が昔からイメージしてる、または実際に他店のカウンター席で多く見受けられたタイプのお客様が「男性の一人客」となるんだろうなぁと思ってた。
しかしどうも様子が違うのだ。
学校や会社の帰りに一人で黙々と読書をしたり、
何かをしたり、あるいはただ単に物思いにふける、という男性の一人客がじわじわと増えてきているのである。
もちろん、こういう目的で男が一人で喫茶店に入る、っていうのはあるのはわかってるし、
俺自身もそういうタイプだし、存在はわかってたけど、
そういう店に珈琲文明が選ばれているっていうのは、
相当、かなり、いやとてつもなく嬉しい。
そういえば、ライブにも言えるけど、男性の一人客って、全体的に見てもやはり少数だし、その男性が二度三度と繰り返し足を運ぶっていうのはやはりスゴイことだと思う。
たとえばその昔、下北のライブハウスで見た
「宙ブラリ」という3ピースのロックバンドがいて、相当気に入ったんで、
アンケートに住所氏名も書いて、
その後何回かDMももらってたんだけど、
結局その後一度も行ってない。
CDもほしかったけど、ライブのときも売ってたのかもしれないけど、
なんとなく買わなかっただけなんだと思う。
この「すごい好きではあるんだが、なんとなくライブは行ってない、なんとなくCD持ってない」みたいな「なんとなく派」が男性には多い気がする。
その「なんとなく」を打ち砕いて、行く・買う、というのはスゴイことなんじゃないかと思う。
俺が最近一人でわざわざ見に行ったライブはもう2年くらい前かな、
ラウルミドンっていう人。
なんのついででもなく当時山梨から渋谷までわざわざ見に出てきた。
そんなこんな考えると、男性の一人客がわざわざ来店してくれるっていうのは、
すごいことなんじゃないかと感謝感謝のお盆でした。眠いので突然終了。