我が子の初の運動会に午前中だけ参加at近所の高校グランド。
わりとしっかりと勝敗をはっきりつけててとても好感がもてた。
「横並びで手つないでゴール」みたいなヘンチクリンなところじゃなくてよかった。
ビデオ撮影が大失敗。遠近両弱人間もここまでとは・・・
晴れ渡った良き日には感謝なるも、
まわりが明るすぎてモニター画面がよく見えなくズームとかポイント定めてるうちに競技は終わっていた。
とりあえず一位だったみたいなんだが、父は煮え切らないままグランドを後にした。
正門と逆の出口のほうが店への便がいいため球場の出口へと足を進めると、
マウンドとかベンチとかあってちょっと、いやかなりワクワクした。
ベンチで子供らが遊んでたから遠慮したけど、スゲェ入りたかったもんだよ。
球場って思ってるより実は小さいんだよな。
ホームランとかもなんだか打てそうな気がしてくるけど、
マウンドからあの近さから140キロ以上のボールって、
選球眼とかミートうんぬんじゃなくてもはやただの反射神経なんじゃないかと思ったよ。
そうそう、ここの高校野球部は神奈川で5指に入るほどの強豪校。
野球以外でもいろんな、本当にいろんな部が全国大会に出てる(てかむしろ野球だけ出てないと言ったほうが早いくらい)。
当たり前だけど、ここの高校の運動会はここでやるんだよな。
超レベル高そ。観覧したい。金とっていいレベルだろ。
思えばオレの高校もなんとなく近いものがあって、
野球以外(ていうか硬式野球部がそもそもなかった)のラグビー、柔道、陸上、体操が常に全国レベル。
あ、オレがいたサッカー部以外ね(笑)。
運動部と不良の総合商社百貨店デパートみたいなところだった。
この高校に入るまでオレはとにかく運動会が一年で一番好きな日で、
近づくたびにワクワクしながら当日の朝はトンカツ食べたりして、
徒競走が終わってもその後の代表のリレーにモチベーションを切り替えたり、
とにかく楽しみでしょうがなかった。
しかし、この高校に入った途端、体育祭では全く目立てなくなり、
脚力だけではどうしたって勝てないんで、
手だれ(足だれ?)の少ない障害物競走に出て、
最後の網の直前までわざと二位で行き、
一位が網を開けてくれた隙間にヘッドスライディングして(仲間内には事前宣言して注目しておいてもらう)逆転で一位をかっさらう作戦とかに喜びを見出すしかなかった。
騎馬戦とかもあったんだっけ?
いや、ないはずだ。あってはいけない高校だあそこは。
最近問題になった組体操どころじゃない。マジで死人が出る。
体育祭じゃなくて「多威逝苦祭」みたいな、
関東豪学連総長伊達臣人とかいたかもしれないしいないかもしれない。
とそんなことを思いながら、我が子よ、そんなわけで(どんなよ?)、
パパが本気で観戦に訪れるのはもう少し先だと伝えておこう。