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二大都市ツアーのひとつ六角橋1丁目@珈琲文明いつもの第4金曜も無事終わり、 さらに終演後、閉店後に起こったシークレットライブなど、この辺のことは後日必ず書くことを誓い、さて、あさって29日の水曜は二大都市ツアーの最終公演、 六角橋2丁目、ラフィエスタである。2ステージやります。 2ステージそれぞれ全く別物、全く違うことをやります。 まず1ステージ目は、いわゆる「ハコバン」、まぁ一人だから「ハコマン?!」 ラフィエスタはパスタやオムライスや、あ、あとオムライスとかオムライスが美味しい店で、そこでしっかりとみなさんには晩御飯を食べてもらいながら、またビールやワインやら呑んでもらいながら、生演奏に耳を傾ける・・・いや、違くて、生演奏そのものはもはや空気のようなもので、耳を傾ける必要もなく、みなさんはそれこそパスタやオムライスを食べるというほうがメインで、あるいは一緒に来た人と語り合うほうが断然メインで、 BGMっぽく生演奏がそこで行われている、はい、これこれ、こういうのに長いことオレは飢えていたのだよ。こっちは淡々とやってて、それを別に誰も聴いてない(笑)ってやつ。MCもしないし、拍手も不要。歌は全編洋楽オンリー。日本語だと耳がこっち来ちゃうからね。 前回のラフィエスタでのライブでは下ネタを中心とした替え歌(おい)がコンセプトで、 ラフィエスタのアルバイトウェイトレスさんに「聴くほうも漏れがないように集中して、すごくエネルギーがいりました」って言われたけど、確かにこれはコブシャウでもよく言われること。歌詞にストーリー性があったりするからね。 でもね、今回の1ステージでは全くそれはない。空気のような演奏をお届けしますです。 ハコバンの思い出については長くなるから後述するとして、話を先に進めると、 2ステージ目は「(あくまでもオレが考える)昭和歌謡」をコンセプトに、 今度はガッツリMCもその都度あり、全編日本語。 よく「昭和歌謡」っていうとさ、「港町ブルース」とかそういう方向にいくじゃん? そうじゃなくて、オレの世代だとやっぱ「紅白歌のベストテン」「ザ・ベストテン」「夜のヒットスタジオ」で流れてた歌謡曲だと思うんだよね。 だからそういうのばっかりやる。 ちなみにこの日オレのほかにもう一人、ご存知「林あきひこさん(年間100本以上ライブをこなすハマのエンターテナー)」も出ます。この日のライブタイトルはズバリ「赤林(アカバヤシ)」ね(笑)。 会場オープンが18時半 20時~おじゃ丸1ステージ(ハコバンスタイル)スタート 20時半~林あきひこさん1ステージ 21時~おじゃ丸2ステージ(ザ・紅白ベストヒットスタジオ) 21時半~林あきひこさん2ステージ 終了後二人のセッション!? みたいな構成でおおくりします。 みなさん本当に変にかまえずに、晩御飯食べにきてください。 チャージは無料だし、パスタやオムライス等メニューもほぼ全て千円以下で、 ファミレスで食べるより安いからね。 平日なんだし、軽い気持ちでフラ~っとおいでなすってください。 途中退出ももちろん可です。 ラフィエスタ(045-491-3977)→仲見世商店街を最後まで下り(入り口ともいう)上麻生道路を渡り2軒のラーメン屋さんに挟まれた道路を進みすぐの右手2階のお店です。 ★注意!くれぐれもこの日8月29日(水)、珈琲文明に行かないように(定休日です)。 はい、以上なんだけど、こっから先は「ハコバンへの思い」。 これまでも完全に「お仕事」として割り切った演奏は確かに何度かあった。 「ダンスパーティ」「ビアガーデン」「団地のお祭り」等々・・ でもね、どれもだいたいが歓迎ムードでみなさんが暖かく迎えてくれてしかも盛り上がりまくってしかもお金までいただいてきた。 うん、単にそれならいいじゃん、ってことなんだけどね。 今から20年以上前、新宿歌舞伎町に「セントラルパーク」というデッカイ呑み屋、ていうかビアホールってやつ?があった。 名前もすごいが本当に広くて天井も高くて、バブリーな場所があって、 その日そこでTBSラジオ「好奇心の大統領」という番組の生中継が行われていた。 当時のオレのバンドJIVE JUNK(以下J・J)は大川興業の総帥と楽屋を共にした。 J・Jは「学生バンド大賞」を受賞したバンドという紹介のされかただったが、 そこに至るまで他のバンドとコンテストみたいな形式で争ったわけでもなんでもなく、 いきなりそういう状態になっていた。不戦勝(笑)。 んで、大川さんらのトークの合間に生演奏をということでオレらは聞いていて、 しかし困ったことにそこの会場の支配人は「そんな大きい音で演奏するとは聞いていない。一般客もいるんだから小さい音でやってくれ」ときた。一曲終わったらすぐに来た。 つまりTBS側とオレらとホール側の間に大きな話のズレが生じていた。 やむなく、オレらはものすご~く小さい音で演奏し始めた。欲求不満全開。 この日オレらの演奏がラジオで生中継されるのが1曲分、3分だけ与えられていた。 だからオレらはその1曲の時だけは全開フル爆音で行こうって決めた。 それまではおとなしくしてようと。耐えに耐えようと。 その代わりフル爆音で生中継の最中に支配人が怒ってステージに止めに上がってきたら蹴り落とす覚悟も決めてた(でもこれ今思うと支配人は全然悪くなくて、一番問題なのはTBSによる伝達不足だよな)。 2、3曲やって楽屋に引っ込んで、小休止のとき、オレはメンバーに「とにかく今は我慢しよう」って言った。 そのとき、メンバー内最年少の高原が、 「なんかオレらってカッコよくね?」と言ってきた。 その一言はバンド全体を一気に癒した。空気も和んだ。 「割り切って演奏する。まさにハコバン。ある意味これぞプロ」 みたいなこの雰囲気。オレらはハコバンに徹して演奏を続けた。 ただまぁその後の1曲生中継ではそれこそまさに大爆発、溜めて溜めて打つべし!な爆音轟音で、当時何度も演奏してきた「ブリザード」という曲は確実にこの日がベストテイクだった。案の定血相変えてステージ下まで来た支配人、演奏中は下にいてくれた。 演奏後オレは平謝りした(頭を下げたけど、それは演奏途中でストップしに来なかったことへの感謝の意だった)。 なんだかよくわからん一夜ではあったが、 イレギュラーでいつものライブとは異なる不思議な思い出。 小さい音で気持ちを押し殺しながら演奏し、 しかもそれをホール内の特に後ろのほうで呑んで騒いでる連中は何も聞いてないし、聞こえてもいないだろう状態。あの時オレらはハコバンだった。 そして今、あの日の状態に焦がれている自分がいる。ハコバンの思い出、以上です。
by coffeebunmei
| 2012-08-27 21:10
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