河井英里さんの遺作アルバムが発売前にして、世界一早く聴ける企画。無事終了。
今日はもうね、オープンから閉店までずっと混んでた。
河井さんの件とはまた関係なく混んでもいた。
史上二度目の百人超え。
特筆すべきは「地獄のカレーパン」がやけに出たこと(笑)。
エンマ台帳に、おそらくは河井英里さんのファンと思われるかたが、
完食のメッセージで「やったよ英里ちゃん」っていうのにキュンとくるも、
彼女の音楽と随分異なる世界感だったのも確かだった(笑)。
あ、「特筆すべきは」とか言って、それはやっぱ河井英里さんの遺作アルバムを
いち早く聴く企画でしょやっぱ。
いつもはチェロしかかけない店ではあるが、
普通に、あまりにナチュラルに店に音楽に溶け込んでた。
閉店間際に突然、いっちょ生演奏しましょ、ってことにもなり、
河井さんのサポートミュージシャンの人が「アメイジンググレイス」を熱演。
ありがとうございました。
思えば今日のこの企画の話が来たのがまさに三日前の話。
藤沢先生(塾講師時代の先輩だから今でもこう呼ぶ)がメールくれて、
すぐに直接お店にも来てくれて、俺も即断即決して、
こういうのって、例えば会社組織とかなら、
前例がないことをやろうとするとまず上司への提案だの却下だのあって、
とにかくめんどくさいんだけど、
こういう時に自営業は即断即決が出来ていいと思った。
その日の夜すぐに藤沢先生は河井さんのオフィシャルサイトやメルマガにも
告知をうってくれたし、例えばこれが一日遅かったらもう前日のことで、
いろんな予定入れちゃってる人も出てきたわけでね。
今日は珈琲文明がなんだか不思議な空間だなぁと思ってしまったよ。
写真は藤沢先生からいただいた扇子。
かの藤沢秀行氏による辞世の句
「強烈な努力」
とにかくなんか凄いのは伝わる。
なんか背筋が伸びる感じ、伝わる?